- 今どきの大型液晶テレビに買い替えたい!
- スポーツ中継や映画をもっとキレイな画面で見たい!
液晶テレビも5年を越えて使い込んでくると、フツフツとそんな気持ちが強くなってきますよね。
そこで思い切って55インチ大画面液晶テレビ「Panasonic VIERA TH-55JX950」に買い換えました!

大きすぎるかな?と思ったけど、使ってみると意外に快適だったよ👍
この記事では大画面液晶テレビに買い換えようか迷っている方のお役に立つ記事です。この記事を読めば、大画面液晶テレビまたは「Panasonic VIERA TH-55JX950」の良いところ悪いところが分かります。
なぜ大画面液晶4Kビエラに買い替えたのか?
2014年に購入した40型BRAVIA(ブラビア)も悪くはありませんでした。

しかし、次の点で不満が募っていました。
- 今の部屋に合っていない(少し画面が小さく感じる)
- 4K画質のYouTubeをテレビで観たい
- 複数のリモコンを使うのが煩わしい
- スピーカーバーとの相性が悪い
- スポーツや映画を大画面で堪能したい
引っ越す前の家のリビングに合わせて購入したため、不満1は当然感じることでした。
不満2はFire TV stick 4Kで解決できなくはなかったのですが、4K画面ではなく、使うたびにTVとは異なるリモコンに手を出すのが鬱陶しかったです。
そのため、不満3に繋がりました。TV、ブルーレイプレーヤー(Panasonic DIGA)、Fire TV、スピーカーバーがそれぞれのリモコンを駆使する必要がある具合です。
また、不満4のように保有していたスピーカーバーとの親和性が悪く、使うたびに専用のリモコンで起動する不便さがありました。
そして、何より今回の最も大きな理由として不満5がありました。
不満というより要望やキッカケというべきですが、まずは東京オリンピックと東京パラリンピックの視聴です。
せっかく確保できていた観戦チケットは払い戻しになりました…
だから、せめて観戦するような臨場感をテレビで感じたい!という気持ちが一層強くなっていました。
また、もう一つ大きな理由がこちらです。
▶ シン・エヴァンゲリオン劇場版を観る | Prime Video
コロナウイルス感染症対策の観点から、映画館で視聴することできませんでした。無念過ぎる…
だからこそ、自宅で映画館で見るような品質で鑑賞したい!と感じた次第です。

これらの理由や機会が相まって、テレビの買い替えに踏み切りました!
パナソニック 55型 4K液晶ビエラ TH-55JX950 とは?

・4Kダブルチューナー内蔵 液晶ビエラ。明るく色鮮やかな映像と、臨場感あるサウンド
Amazon.co.jp: パナソニック 55V型 4Kダブルチューナー内蔵 液晶テレビ VIERA TH-55JX950 4K IPSパネル プレミアム液晶ディスプレイ 転倒防止スタンド搭載 2021年モデル : 家電&カメラ
・独自の「プレミアム液晶ディスプレイ」で液晶ビエラ最高峰の高コントラストを実現
・「イネーブルドスピーカー」を搭載。「Dolby Atmos(R)( ドルビーアトモス)」にも対応
・地震に強く倒れにくい「転倒防止スタンド」とスイーベル(首ふり)機能を搭載
・本体寸法(cm)幅×高さ×奥行:123.1×76.6×34.8
・【ゲームモードエクストリーム対応】 ゲーミングに最適なモード。4K120p入力対応 / ALLM対応。
詳しいスペックはメーカーホームページを見た方が良いかもしれません。
▶ 4Kダブルチューナー内蔵 液晶テレビ JX950シリーズ | Panasonic
思い切って購入した一因にはキャッシュバックキャンペーンもありました。(現在は終了)
そういうキャンペーンタイミングも重要ですよね。
4K液晶ビエラ「TH-55JX950」を選んだ理由
すべての人に当てはまるかはわかりませんが、筆者が4K液晶ビエラを選んだ理由は次の5つです。
コスパが良い
最近は有機ELテレビが手に入りやすくなってきました。
また、SONY BRAVIA(ブラビア)の方が画質が良いという意見もありました。
しかし、同じ55インチ液晶の4Kテレビでは十分に安いのが魅力でした。
もちろんハイセンスなど海外勢のテレビはもっと安いです。
ただ、4K液晶テレビの画質は日本メーカーのものが良い!というのが、業界有名ライターの仰るご意見でした。
そんなわけで、パナソニックのVIERAシリーズを選ぶ寸法となりましたね。
Panasonic製品や他社製品との相性が良い
チャンネル録画を使用したくて、筆者の自宅ではパナソニック ディーガを使用しています。
利用し始めて数年経ちますが、大きな不満はありません。
そのため、今後もディーガ(BDプレーヤー)の後継機種を購入して使い続ける予定でいます。
そうなったときに、テレビと相性が良い方が良いに決まっています!
だからこそ、同じ会社の製品を選ぶのは必然でしたね。
この利点の詳しいところは後述します。
操作性の良さに定評がある
パナソニック社のAV機器は操作性の良さ、特に動作の速さに定評があります。
これは液晶テレビも例外ではありません。
特にテレビの起動の速さとリモコンの反応の良さは抜群です。
これは実物を触ってみないと分かりにくいところです。
しかし、リモコンが赤外線方式ではなく、Bluetooth方式を採用しているのは分かりやすい安心材料の1つでした。
また、iPhoneやiPadでもテレビや録画が見られる「Pnanasonic Media Access」が便利です。長らく愛用しています。
我が家ではかなり使用頻度が高くて、朝の時間はこのアプリ経由でEテレをiPadで子供達に見せ、自分たちは大画面で朝のニュースを見るという生活を続けています。
もちろん、1つのテレビで2画面見れるというわけではありませんが、ビエラ(TV)のTVチューナーとディーガ(BDプレーヤー)のTVチューナーで映す画面を上手く分散できるわけです。
このアプリでは、どちらのTVチューナーでも受信ができるので、場合によって使い分けられます。
これがあるからパナソニックのテレビ&BDプレーヤーは辞められないのです。
Android TVではない
OSにAndroidを採用しているテレビは多機能である一方、遅い(特に起動時)、ソフトウェアアップデートが多い、GoogleだからAmazon Alexaとの連携が良くない、など色々と問題があります。
それでも2021年現在の各社はAndroidを採用したテレビを製作、販売しています。
しかし、パナソニックのビエラはAndroidをOSに採用してません。
そのためか、先に述べたように動作速度が速いなど色々と利点があり、採用を後押ししました。
キャッシュバックキャンペーンが魅力的
最後の一押しは、パナソニック社のキャッシュキャンペーンでした。(現在は終了)
けっこう払戻額が大きいのが魅力でしたね。また、売れ行き好評だったようで9月末まで延長されました。
実際に大画面液晶4Kビエラは何が良いのか?
筆者が事前に想定した通り、もしくは想定以上だった点についてご紹介します。
当たり前だけど高画質で大迫力
なかなか写真で現すのは難しいですが、とにかく画面がキレイです。当たり前。
YouTubeで公開されている次の4K動画を利用させてもらいました。
この動画のうち、次の場面で比較してみました。

このシーンを下記のように3つの画質に設定変更して、同じ画面で比較してみました。
- HD 720p (地デジよりけっこう解像度小さい)
- フルHD 1080p(地デジよりちょっと解像度大きい)
- 4K 2160p(BS4K相当)
拡大してみるとよくわかりますが、明らかに解像度別で粗さが分かります。
もちろん、肉眼で見た場合には色味も含めてかなり違いを体感できますね。
こちらの機種は画質が大きなセールスポイントなのもあって、体感での満足度は高いです。
▶ 高画質 | 4Kダブルチューナー内蔵 液晶テレビ JX950シリーズ
HDRで白潰れや黒潰れはほとんどなく、非常にクッキリとした画像で見ることができます。
また、詳しい方であればかなり細やかに調整することも可能なようです。
とはいえ、筆者の素人であれば標準の設定でも十分満足できますけどね。
このような画質の良さは迫力や没頭感を向上させてくれるので、直接 私たちの満足度を上げてくれる要素になります。
なお、余談ですが、4K画質の素晴らしさからBS4Kを見る時間が増えたりします。
オリンピック・パラリンピックだけでなく、スポーツ中継や紅白歌合戦なんかが放送されるのが楽しみで仕方ありません。
2画面表示が素晴らしく便利
この大画面4K液晶テレビを保有して、もっとも便利だっ!と体感したのが2画面表示です。
大画面での2画面表示はサイコー!
なぜなら、1画面あたりが大きいので、2画面表示後の両方をしっかり視認することができるからです。
このビエラ(TV)も最近の大画面液晶テレビの例に漏れず、2画面表示が使えます。

横長画面を縮小するのですが、野球のスコア表示くらいは視認できるレベルです。

これの何が便利か?
地上波+地上派?そんなのは当たり前。
BS4K+地上波 というスゴい組み合わせで2画面視聴できます。

Fire TV 4K+地上波だってできます。

特に後者は筆者が使用する頻度が高いので、非常に助かります。
しかも、画面分割しても4K画質のクオリティは変わりません。

地上の画面とYouTubeの4Kを比べて見ると一目瞭然の品質の違いを感じられて、より一層満足度が高まったりしますね。
メチャクチャ便利ですよ、これ。
オリンピックで複数進行する競技を見るのはもちろん、何かの番組を待ちながら違う番組を見る、音楽は違うものを流しながら画面だけ見たいものを見る…
オリンピック・パラリンピックのみならず、購入以来ありとあらゆる場面で活用しています。
なんぜ大画面4K液晶テレビだと、一個当たりの画面が十分デカいから2画面でも十分なんです。
これだけでも大画面テレビを選ぶ理由になります。
今後のスポーツ中継 / ライブ中継 / 紅白歌合戦 での活躍に期待しています。
ちなみに、BS4Kのドキュメンタリーも好評だったりします。
もう少し充実してくれば、Prime Video なんかでも活躍してくれるはずです。
なお、複雑な操作も素早くガイド表示が出るので、快適に操作できます。

軽快な動作速度は正義
パナソニック ビエラは、一つ一つの動作が速いことで有名です。
毎日使うものですから、ちょっとした動作のモタつきやリモコンの使いやすさがストレスに直結しますよね。
しかし、ビエラ(TV)では心配ご無用!という感じです。
まずは起動速度を下記の動画からご覧ください。
そして、リモコンでの操作速度も下記の動画からご覧ください。
これはリモコンが Bluetooh 方式だからだそうです。
そのため、赤外線通信方式と違って必ずしもテレビの方に向ける必要はありません。(電源除く)
これが 高速動作 かつ 方向無用による利便性の向上に貢献してくれています。
リモコンが使いやすい
なんと言ってもリモコンの使い易さにも定評があるのがビエラです。
こちらのリモコンをご覧ください。

一見あまり特徴の無いリモコンに見えますが、まずはVODボタン完備です。

最近のテレビなら当たり前感がありますが、筆者がよく使うPrime Videoボタンが標準搭載なのが嬉しいところです。実際利用頻度がけっこう高い!
次にリモコン中盤の下記の箇所です。

「ホーム」ボタンの位置が丁度良いのもありますが、すぐ隣の「アプリ」ボタンでサクッと色んなビエラ向けアプリを起動できるのは便利です。
あと、後述しますが、「録画」ボタン一発の録画と「30秒送り」ボタンがディーガ連携で便利ですね。
そして一番上。

この中でも特に「マイアプリ」ボタンが超便利です。
筆者宅ではYouTubeアプリを割り当てているので毎日使っています。
使う頻度の高いビエラのアプリを割り当てておくだけで、かなり便利に使用することができますよね。
このように物理ボタンのカスタマイズ余地を残しておいてくれているところもありがたいです。
ディーガ連携が便利
同じパナソニック社のブルーレイプレーヤー「ディーガ(DIGA)」と連携すると、より便利さを体感し易くなります。
実は、先程リモコンのところでご紹介した通り、ビエラ(TV)側にも録画機能があります。
リモコンの録画ボタンを押すと、ビエラ(TV)に接続したUSBハードディスクに一発録画します。
この後、 ビエラ(TV)に録画した番組と、ディーガ(BDプレーヤー)に録画した番組は別の場所に保存されます。
しかし、ビエラ/ディーガの間で区別無く録画した番組を操作できるのです。

上の画面のように、ディーガに操作画面を切り替えることなく視聴可能です。
また、 ディーガのチャンネル録画を見るときも、ビエラのリモコンだけで操作可能です。
こちらも次の動画をご覧ください。
わざわざリモコンを持ち替えなくても良く、リモートコマンダーみたいな別製品を購入する必要もありません。
一例ではありますが、このように同社製品で揃える相乗効果があるのが、「仕方ない、囲い込まれてやるか」という気分にさせてくます。
4K液晶ビエラはここがイマイチ
ほとんど不満はない…と言いたいところですが、やっぱり不満は僅かにありました。
スピーカーはイマイチ
このクラスの4K液晶ビエラは、スピーカーの音質もウリになっています。
▶ 高音質 | 4Kダブルチューナー内蔵 液晶テレビ JX950シリーズ
ただ、実際に設置して聞いてみると…
あれ?
なんかあんまり迫力を感じないのです。
オートAIやボイスエンハサーなど色々と機能が付いてるようなんですが…
そこで試しに JBL Bluetoothスピーカー(小型)と比べてみました。
・・・
うーん…
・・・
こんな小型スピーカーに音が負けてる気がする…
部屋の形状にも依るのだとは思いますが、少なくとも我が家には合わなかったみたいで迫力不足と感じました。
その結果、こちらを追加購入して設置することになりました。


このように音質が気になる方は、あまりビエラのスピーカーを当てにしてはいけないかもしれません。
万人に勧めることはできませんが、スピーカーバーなどを追加する前提にして置いた方が無難だと個人的には思います。
転倒防止スタンドは使わなければ邪魔
もう1つビエラにはウリがあります。それは「転倒防止スタンド」です。
▶ 安心設計 | 4Kダブルチューナー内蔵 液晶テレビ JX950シリーズ
これ、ハッキリ言って筆者には不要の長物でした。
もちろんテレビ台に据え置いて使う家庭は良いでしょう。
ところが、筆者宅ではテレビスタンドで高さを上げて、部屋を広くする戦略を採っていました。

これはこちらのスタンドです。

賃貸物件なので、壁にネジ止めするのは無理、ということからの選択でした。
こうなると、 転倒防止スタンドは重いだけのゴミです。
こればっかりはオプション製品にして欲しかったなぁと思いながら、押し入れに眠らせております。
買って良かった4K液晶ビエラ
これまでご紹介した通り、概ね満足できる大画面4K液晶テレビ「VIERA(ビエラ)」でした。

筆者と同じように、とにかく満足度が高い液晶テレビを探したい!有機ELはまだ時期尚早!と考える方には、ぜひオススメしたい逸品でした。
ただ、唯一の悔いは…子供達の反応。
子供が寝静まった後に設置してみて、翌朝にテレビを見た子供達が一言。

「あれ、ちょっと大きくなってる…」
え?
それだけ?
そんなもの?
スゴい大きくなってるのに?
喜んでるのは大人だけか…、とガックリした投資でした(涙)
この記事が、これからテレビの購入を検討されている読者のどなたかのお役に立てば幸いです。
最後まで読んでいただいて、誠にありがとうございました。