2020年に読んで良かったマンガ TOP10

2020年もたくさんの素晴らしいマンガに出会えましたね!

さっき数えたら300冊以上のマンガを購入して読んでたみたいです。Kindleだけで。

その中でも、読者の皆様にオススメしたくなるよかったマンガTop10をご紹介します。

いずれも今年から始まったマンガというわけではなく、あくまで匠が今年出会ったというマンガです。その点はご了承ください。

第10位 チェンソーマン

こんなグロくてハチャメチャなマンガを、よく少年ジャンプでやれてるな…と思ったのが第一印象でした。

しかし、予想も付かない設定と展開でグッと引き込まれました。

また、ストーリー上、重要そうなキャラクターがバンバン死んでしまうのも驚かされるところ。

このキャラクター生きてるかな?ホントに味方かな?なんて思いながら見て、ずーっとドキドキできます。

あと、キャラクターがそれぞれ個性的過ぎて、かなりパンチがあるのも特徴ですね。

もうすぐ終わるかなーと思ったら、どんでん返しでまだまだ続きそうな最新刊でした。

第9位 悪役令嬢転生おじさん

今年も異世界転生ものは、スゴくスゴく流行りましたね。

その中でも新たな流行がきたのが「悪役令嬢への転生」。

これがまた沢山の面白いマンガが発表されました。

その中で 2020年最後にまくってきた良作がこちらです。

「52歳子持ちのおじさんが悪役令嬢に転生してしまった」という想像の斜め上を行く展開。

そんな出オチで終わらず、悪役令嬢を演じようとするも、つい親目線のコメントをしてしまって何だか良い令嬢を演出してしまうギャグ。

そうくるかー!とニヤニヤしながら読んでしまう面白さがあります。

まだ1巻しか出ていないのが残念でならないくらい、2巻が気になっています。

第8位 ブルーロック

既に購入時点で11巻まで発売されていて、2020年末に12巻が発売されていたシリーズ。

「神様の言う通り」の著者「金城宗幸」と、「ドリィ キルキル」の著者「ノ村優介」がタッグを組んでる時点で、ストーリーと作画に期待が持てるのに、なんで今まで見逃してしまっていたのかが全然分からない不思議。

サッカーでフォワードだけが300人も集められ、自分以外の全員を蹴落としていく!という突飛な展開が既に引き込まれます。

サッカー漫画にありがちな熱血友情モノでもなく、底辺から這い上がるパターンともちょっと違う展開が魅力的です。

ホントに高校生かな?と思わなくもないところもありますが、それはそれでマンガとしてはインパクト十分で面白いところです。

全然知らないままに1巻を読み始めれば、つい11巻まで通して読んでしまうの間違い無しです。

第7位 ライドンキング

こちらも異世界転生モノです。

しかし、主人公がインパクトがあり過ぎました。

某国の大統領 かつ 武術・格闘技の達人の筋肉隆々なオジサン。

そして、何よりも「生き物に跨がるのが生きがい」という奇抜な嗜好が、より面白い展開を生んでいくわけです。

異世界の住人達が、むしろ転生したオジサンに振り回されていく姿が最高に面白いわけです。

第6位 野人転生

またまた異世界転送ものです。

しかし、魔法もないし、チート能力もない状態で、頼れるものは己のサバイバル知識と空手のみ……!という普通の男性が転生するパターンです。

このハードモードのパターンは、「もし自分が転生したら」と考えさせられてしまう箇所がところどころあるリアリティが引き込まれます。

このハードモードのパターンは、「もし自分が転生したら」と考えさせられてしまう箇所がところどころあるリアリティが引き込まれます。

転生した世界で主人公級の生き方ができないストーリーでは、読んだ中では最高に面白かったです。

第5位 聖女の魔力は万能です

またまたまた異世界転生ものなんです。

今度は呼び出された女性が聖女になる話なんですが、最初に間違えられて見捨てられるという破格の展開でスタート。

そこに怒った挙げ句に、なぜか研究員になって、騎士団長に見初められるという盛り盛りな面白い展開が目白押し。

しかも、絶望感や優越感に浸れるストーリーではなく、持っているチート能力にドンドン目覚めていって評価されていくのが非常に楽しく感じます。

この記事執筆時点の最新巻では、同行した部隊の窮地を救い、失礼な王子を蹴落として、聖女としての実績が国中に認められるという最高の展開です。

この後、どんな展開になるか見物だなと楽しみにしています。

第4位 現実主義勇者の王国再建記

どんだけ異世界転生物が好きなんだ!という感じだと思いますが、また異世界転生物です。

今度は異世界に転生して王様になります。というか押しつけられます。

そこから弱小王国を再建していくという展開は、これまた他の転生物とは似ても似つきません。

そのため、展開が読めないのも面白いところです。

というのも、バトルや冒険だけでなく、治政や文化創成という観点もあるのが斬新。

執筆時点の巻ではついに大国と接触する展開となり、目が離せません。

第3位 ポーション頼みで生き延びます!

もう2020年は異世界転生物ばっかりだと言い切れます。それくらい良作に恵まれてます。

そんな言い訳をしつつ、また異世界転生物です。

今度は「ポーションを生み出せる」「神様と友達になった」少女の、異世界での活躍を描きます。

何がスゴいって、生み出すモノを「ポーション」とさえ言い張れば何でもアリなんです。

爆薬のポーションを出せるわ、乗り物型容器のポーションを出せるわ、全編反則ばかり。

おまけに困って行き詰まると(?)、仲良くなった女神を呼び出すという反則っぷり。

ストーリーのテンポも良く、読み始めたら最新巻まで読まずにはいられませんでしたね。

第2位 わたしの幸せな結婚

今年のTOP10では珍しくなってしまった異世界転生モノではない作品です。

虐げられて生きてきた良家の娘が、嫁ぎ先のイケメンクールな良家の男性に見初められる展開。

古くからあるストーリーではあるのですが、これに超能力という観点が加わるので新鮮に感じます。

つまり、少女マンガばりの恋愛マンガという空気を醸しつつ、バトルがあるのです。

主人公の可愛そうな境遇の描き方や、見初める男性の描写がすごくツボをついてきます。

絵柄がほぼ少女マンガなんですが、デジタル版ガンガンコミックスONLINEです。

オジサンでも大いに楽しめる内容になっています。

第1位 推しの子

文句なく2020年最高の作品です。絶対外れません。

地味に転生モノですが、こちらは現代です。

大好きなアイドルの子供に転生するところからスタートする奇抜さ。

これで出落ち感があるよう見えるんですが、それがまだまだ序の口だというのがホントにスゴいです。なにこのストーリー。ドンデン返しばっかりじゃん。

至る所にある伏線と、想像できない展開、登場人物の魅力がグッと引きつけられます。

1巻読んだだけで、著者はホントに天才だな!誰もが思います、絶対。

表紙とタイトルのとっつきにくさに囚われることなく、オジサンが胸を張ってみんな、絶対読んでと声を大にして紹介するマンガです。

2020年は2巻まででしたが、1分1秒でも3巻、いや10巻くらいまで早く出版されて欲しいです!

在宅勤務はマンガに出会うには最高だ!

コロナ禍で、自宅で1人で寂しい?外出できなくてツラい?

なに言ってるんですか。

世の面白いマンガを知るには最高の一年でしたよ!

この記事を読んでいただいた皆様には、ぜひ紹介したマンガを1つでも読んで欲しいです。

そして新しい観点のマンガに出会う楽しみを共有できたら幸いです。

最後まで読んでいただいて、誠にありがとうございました。

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