新しい自作パソコンを作った後、タスクマネージャーで確認するとCPU使用率が100%に張り付く状態になってしまいました。
そもそも 8コア16スレッドもあるのに、WEBブラウザとメーラーくらいしか利用していない状態でこれは異常だ!と確信しました。
そこで、System Explorerを使って確認してみると、こんな感じでした。

たしかに全然ちがいますよね。
実際にはCPUはバンバン回っているわけではないから実害は無いけど、とにかく気持ちが悪いです。
原因
原因はこいつだったようです。
System Idle Process
つまり、Windowsにはアイドル状態(利用していない状態)を示すプロセスがあります。詳しい説明は省きますが、使用していないリソースはこちらに割り当たる仕組みになっています。下記なんかを見ると良いでしょう。

CPU使用率なんかは、このプロセスの値をさっぴいて計算するのが常です。
しかし、なんらかの不具合かは分かりませんが、Windows標準のタスクマネージャが上手く計算をしてくれていないようでした。
一方で、System Explorerでは合計CPU使用率に含めないように計算しているため、タスクマネージャよりも低い合計CPU使用率が表示されているというわけです。
解決方法
管理者権限で起動したコマンドプロンプトやPowerShellなどで下記を実行しました。
PowerCfg /SETACVALUEINDEX SCHEME_CURRENT SUB_PROCESSOR IDLEDISABLE 000
PowerCfg /SETACTIVE SCHEME_CURRENT
そのままでも良いかなと思いましたが、PCを再起動しておきました。
結果
先の解決策を実施した結果、思った通りの負荷状態になりました。

小さいことですが、こういう適切な状態になると安心しますよね。
同じ事象に悩まされている人がいて、解決策になれば幸いです。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。