最近のオンライン画像編集サービスは非常に便利ですね!
その中でも匠にとって、もっとも重宝しているのが Fotor です。

何が便利かって、Windows PCはもちろん、Linux や iPad なんかでも同じプラットフォームが使えるのが最高です!
Gimp や Paint.NET やら無料デスクトップアプリもありますが、サクッと作るにはちょっと重たいんですよね。あと多機能すぎて、使わない機能も多くて。。。
そんなわけで、この記事では Fotor を使って、ブログなどの記事で利用できるアイキャッチ画像を作る方法について、紹介します。
Fotorって?
別の記事でまた特徴なんかを簡単に説明したいと考えてますので、今回は概要だけ。

トップページで分かる通り、次の3機能を標準で備えた高機能な画像エディタです。
- 写真編集
- コラージュ画像の制作
- 様々なレイアウトの画像制作
無料でたくさんの機能が利用できるのと、テンプレートやステッカー(装飾画像)なんかが豊富なのが使いやすいです。
当ブログでは ぱくたそ や 写真AC の画像を使わせていただいたり、撮影した写真の加工を頻繁に行うのですが、その加工をするのに相性が非常に良いです。
あと、有料の機能になりますが、マジッククリッパーが使えるのは大きいですね。写真で切り抜きをよくやる方は、こちらの動画を見れば素晴らしさが分かるのではないでしょうか。
https://www.youtube.com/watch?v=VC_U7V2qgOs\u0026t=7s
Fotor でアイキャッチ画像を作る手順
実際に当ブログで行っている、Fotorを使ったアイキャッチ画像の作り方を紹介していきます。
なお、無料の範囲でかなりの機能が使えるため、それだけで十分にそれっぽいデザインが作れるのがポイントとなります。
1. 素材画像の準備
Fotor 標準の画像をそのまま利用するのも良いですが、オリジナリティを出すためには写真を用意しておきます。今回はこちら。
シャープのホットクックに関する記事を書く予定なので、その画像を用意しました。
こちらは実際に撮影して、背景から切り抜いた画像です。
それを Fotor で写真加工して、発色を良くしておきました。
2. デザインテンプレートの選択
次にデザインテンプレートから選びます。

色々なテンプレートがありますし、アイキャッチの画像サイズは色んなことが言われます。
どのSNSを狙うかによって変わります。
例えば、当サイトのように モバイルの Google 検索結果に表示して目を引くことを狙いたい場合、大きい正方形のInstagram ポストが相性が良いと感じています。
今回も Instagram ポストを選択します。
3. デザインの選択
テンプレートのサイズが決まったなら、次はデザインの選択です。

左メニューから「Template」を選び、検索フォームでテーマを検索します。
今回は、料理家電の画像を使うので、「Cooking」で検索してみました。
このとき、日本語でも大丈夫ですが、 検索に使う言葉は英単語の方がより良いみたいです。
そちらの方がより意図に合ったデザインが出てきやすいみたいです。
元々が海外サービスですしね。Google翻訳などを上手く駆使しましょう。
そうして表示された検索結果から、今回は左上の黄色と黒のデザインを選びました。

こちらを活用して、アイキャッチ画像を作っていくことにします。
3. テキスト変更
次の手順とは、どちらが先が良いか迷うところですが、今回はテキストの変更を先にしてみます。
Fotor は「ベクター系」と呼ばれるデザインツールです。
そのため、一度配置した文字列や画像などが変更できます。
例えば、次の様に変更したい箇所のテキストが選択できます。

選択した対象がテキストであれば、フォントを始め、様々な変更が可能です。


そうして、それぞれのテキストおよび装飾を変更した結果、次のようになりました。

ポイントはほとんどテキストの位置は変更していない点です。
色や消したテキストはあるものの、そのままのレイアウトを保てば良い感じに見えるわけです。
匠のようにデザインが苦手なエンジニアでも、それなりに見えるようになるコツですね。ありがたい。
4. 画像の差し替え
次に、メイン画像と用意した画像とを差し替えます。
まず、差し替え対象となる画像を選択してから、予め用意した差し替え後の画像を選択します。

そうすると、サクッと画像が差し替わります。

今回は、一発で上手い感じになりました。
トリミング(切り抜き)など気に入らなければ、画像をダブルクリックすれば変更できます。時と場合に寄りますが。
5. バリエーションを作る
そのままの色合いだと、同じ Fotor を使っている人と被ってしまいそうなのが心配です。
そのため、だいたい2~3のカラーバリエーションを作成します。
次の様に、作ったデザインをコピーして別ページを作ります。

そうして、次の様に異なるカラーバリエーションを作ります。

色味まで違えば、元のデザインとはかなり印象が変わりますよね。
ここまで来れば、元の素晴らしいデザイン性は据え置きで、オリジナルのアイキャッチ画像が作れたわけです。
素材の画像さえ揃っていれば、だいたい5~30分というところでしょうか。
プロが作った画像!、、、とまでは全然届きませんが、ゼロから手作りするよりはマシな画像は出来上がると感じています。
ちなみに、今回は利用しませんが、たまにはステッカーを貼ってみたりもします。
Fotor でアイキャッチ画像を作るコツ
本職ではないのでおこがましい感じはありますが、意識しているコツは以下の通りです。
- テンプレートのデザインをなるべく踏襲する。つまり、配置をなるたけ変えない。
- メインとなる画像は必ず変更する。
- 可能であれば、色味も変更する。
- フォントは変更する。日本語なら絶対!
- テンプレートやステッカーは英単語で検索する
利用される場合に、少しでも参考になれば幸いです。
Fotor で誰でも素敵なアイキャッチ画像を作る方法 まとめ
正直なところ、今回消化した手順は覚えてしまえば大した美的感覚はいりません。
なぜなら、用意されたテンプレートにハメ込むだけですから。
それだけ、 Fotor のテンプレートは豊富で、いずれもキレイです。
もちろん、オリジナリティを出せるに越したことはありませんが、それは使い込んで慣れてからでしょう。
そんなわけで、ブロガーなど記事を画像付きで書かれる方に、無料版でも Fotor はかなりオススメです。
加えて、Fotor でかなり便利なのは マジッククリッパーと効果(エフェクト)です。
例えば、先日ある記事のアイキャッチ画像制作のために、下記の画像を使いました。

こちらの画像をマジッククリッパーで切り抜くと、短時間でこんな感じに切り抜けます。

この簡単さと便利さは、使ってみないとなという感じではありますが、非常に助かります。
ペンデバイスとの親和性も良いですよね。その辺も良い感じです。
ただ、この機能は有償なのが惜しい。。。しかししかし、一度試すと素材づくりに手放せないなぁという感じですね。
ぜひ皆で Fotor を使って、集客しやすいアイキャッチ画像をたくさん作りましょう!