home 5Gは導入に苦労する?契約や設置の苦労話を赤裸々に公開

ホームルーター「home 5G」は契約や設置に苦労する?利用開始できるまでに苦労した話を赤裸々に紹介する

home 5Gって導入は簡単なの?
契約は簡単なの?トラブルはあるの?
うまく電波が入らない場合どうするの?

こんな悩みを筆者の実体験から解消できる記事です。

5Gホームルーター「home 5G HR01」って簡単に設置できて便利そうですよね。5G対応ながら、通常は使用する通信量を気にする必要ありません。配線が少なく、設置位置が自由。あなたの部屋をスッキリさせるのにピッタリです。

いつもの匠
いつもの匠

ネットワークエンジニア歴10年超のいつもの匠です。

自宅が不安定なVDSLで悩んで、2021年9月からhome 5Gを導入しました。オンライン会議や動画視聴などで、home 5Gを毎日使用しています。

home 5Gの契約や設置には、実はいくつか落とし穴やトラブルになることがあります。筆者はレアケースでしたが、実際にhome 5Gの導入にはかなり苦労しました。

この記事では筆者の苦労話を紹介しながら、home 5G導入で気をつけるべきポイントを紹介します。home 5G導入を検討しているあなたに、少しでも参考になれば幸いです。

チェックポイント

ドコモ・オンラインショップでhome 5Gを契約してはいけない

ドコモショップや量販店など、実店舗でhome 5Gを契約してはいけない

電波が入りにくい家ではレピータや屋外アンテナを申請しよう

まだ home 5G を導入していないのであれば、下記からお得に契約する方法をチェックしてください。絶対にドコモ・オンラインショップや量販店で契約するのは避けましょう!

home 5Gはドコモ・オンラインショップや量販店で契約するべからず

home 5Gを契約するにあたって、筆者は2つの契約トラブルを乗り越えるはめになりました。その実態を赤裸々に紹介します。

ドコモ・オンラインショップで契約するべからず

NTTドコモ

2021年8月のhome 5G予約開始直後、筆者はドコモ・オンラインショップで早速予約しました。このときは発売開始直後に、ホームルーターが自宅に届き、円滑に使い始められることに疑いの余地はありませんでした。

しかし、2021年8月27日発売してから、筆者の元にドコモ・オンラインショップのカスタマーサポートから連絡がありました。あなたのクレジットカードは利用できない。クレジットカードの登録が間違っている。諦めろ。」という趣旨でした。

いつもの匠
いつもの匠

いやいや、申請内容も間違いないことは確認してたし、なんなら10分前にAmazonで買い物できたクレジットカードでしたよ?

そう伝えても完全に無駄。諦めろの一点張り。かなり強硬な感じでした。仕方がないので、ドコモ・オンラインショップから再度注文し直しました。その一週間後にまた諦めろの一点張りの計に遭ったわけです。

いつもの匠
いつもの匠

いやいや、2回もクレジットカードの間違いはないでしょ。これ以前にドコモのサービスでつかったことないクレジットカードですよ。何かの間違いでは?

まったく聞く耳を持ってもらえませんでした。では、何のための電話連絡なの?電子メールで一方的に送りつけておけばいいのに……という本当に不自然で、不可解な対応でした。

この時点で発売から2週間経過しており、購入/契約のやる気が失せてしまいました。

ちなみに友人1人、Twitter上で観測した限り3人が同じ諦めろ計に遭っていました。理由はまったく不明。意味不明な仕打ちをするドコモ・オンラインショップの信用はガタ落ちです。

いつもの匠
いつもの匠

home 5Gは絶対にドコモ・オンラインショップで契約してはいけない!

筆者の苦い経験から、home 5Gの契約を検討しているあなたには、別の方法での契約を強くおすすめします。だからといって、量販店での契約はもっと最悪でした。

量販店で契約するべからず

ヤマダ電機

Twitterで「home 5G HR01(ホームルーターの実機/ハードウェア)」が、○○○電機の「実店舗で契約するなら0円」というキャンペーンを知りました。店舗を訪れる手間が発生しますが、それほどまでにホームルーターが欲しかったので、仕方ありません。

しかし、この判断が大間違いでした。

電話で事前予約していたにも関わらず、契約手続きに1時間半待たされるという地獄に落ちます。NTTドコモの販売員が手続きをしている1.5時間、ひたすら待機させられるのです。

いつもの匠
いつもの匠

え?なんで目の前で待ち続けないといけないの?事前予約の意味は?

店内の商品を見ていることも許されず、スマホで時間を潰す以外に何もできず、ただただ待たされるだけの苦行

いつもの匠
いつもの匠

これ、嫌がらせかな…?

しかも、わざわざDアカウントを強制的に新規作成させられる罰に遭います。

いつもの匠
いつもの匠

既に2つもDアカウント持ってるのに、なんでまた新規に必要なの!?意味不明!

ダメ押しで、途中でドコモ光やドコモのスマホを薦められるなど、定番の不要なセールス攻撃にも遭います。

いつもの匠
いつもの匠

予想済みだけど、その分の時間が無駄だから早く手続き進めて!

かなり不機嫌モードで押し返しました。1.5時間待ち終わった後、もう一押しのセールスをしようとするドコモ販売員。

いつもの匠
いつもの匠

え!?まだセールスするの?無理って分かってるよね?

もうその肝っ玉には脱帽でした。どっぷり疲れて帰路につくのでした。そんなわけで、home 5G契約は量販店での契約もおすすめできません。これならドコモショップ(実店舗)だと、もっと激しいセールス攻撃に遭うことは想像に難くありません。

いつもの匠
いつもの匠

home 5Gは実店舗で契約したら、ダメゼッタイ!

そんなわけで、まだ home 5G を導入していないのであれば、下記からお得に契約する方法をチェックしてください。絶対にドコモ・オンラインショップや量販店で契約するのは避けましょう!

home 5Gのセットアップは苦労しない

ここまで紹介したようにhome 5Gの契約にはかなり苦労しました。実際に自宅にホームルーター「home 5G HR01」が自宅に届くまで、発売から1ヶ月かかったのです。

苦労して持ち帰った「home 5G HR01」ですが、開梱からセットアップまでは非常にスムーズで簡単でした。

開封する

home 5G HR01の外箱は以下の通り、白くて大きい箱でした。

home 5G 製品箱は以外と大きい
home 5G 製品箱

この大きな箱を開封して内包物を並べてみました。

home 5Gの内包物は、home 5G本体、ACアダプタ、LANケーブル(ストレート)、SIMカード、マニュアル(簡易)です。けっこうスッキリしてますね。
home 5G HR01の内包物

内容物は以下の5つだけで意外に少ないです。

  1. home 5G本体
  2. ACアダプタ
  3. LANケーブル(ストレート)
  4. SIMカード
  5. マニュアル(簡易)

ちょっと過剰包装気味ではありますが、持ち帰りでも壊れる心配はなさそうです。

外観と機能を確認する

本体のサイズ感が分かりやすいように、手持ちのiPhone SEと並べてみました。

home 5G HR01正面とiPhone SE。けっこうコンパクトな印象です。
home 5G HR01 正面とiPhone SE

iPhone SEよりは2~3回り大きいですが、iPadより明らかに小さいサイズです。続いて、上面のサイズはこちらです。

home 5G HR01上面とiPhone SEだと、すごくコンパクトに感じます。ただし、正方形なので置き場所は選びます。
home 5G HR01上面とiPhone SE

iPhone SEと比べてどうかというより、正方形なところがどうかという感じです。直方体という形状に背面はケーブルが挿さるので、置き場所には考慮が必要かもしれません。

home 5G HR01背面はけっこうシンプルです。WPSボタンとREBOOTボタン、LANケーブル挿入口、ACアダプタ挿入口くらい。
home 5G HR01背面

home 5G HR01の背面はシンプルで、ボタンと端子の構成は上から順に以下でした。

  1. WPSボタン
  2. REBOOTボタン
  3. LANケーブル挿入口
  4. ACアダプタ挿入口

通常は電源ケーブル1本のみ、最大でもケーブル2本挿すだけというシンプルは、配線が苦手な方にも良さそうです。LANケーブルで2台以上の機器を接続させたい人は、別途ハブを用意する必要があります。

 home 5G HR01の底面に、無線LANのSSIDとパスワード、無線LAN接続のQRコード、管理画面のURLが記載されています。
<meta charset=utf 8> home 5G HR01底面

home5Gの底面には、製品の各種表示に加えて下記が表記されています。

  1. 無線LANのSSIDとパスワード
  2. 無線LAN接続のQRコード
  3. 管理画面のURL

昨今のセキュリティ事情を考えると、安易な記載で少し危ない気もします。しかし、外に持ち出さない前提の機体なので、わざわざマニュアルを引っ張り出すより、本体に記載してあった方が便利です。あと最近は当たり前になりましたが、QRコード撮影して接続できるようになっています。これもスマートフォンユーザーには便利です。

以上で分かる通り、home 5G HR01はIT機器が苦手な人にも使いやすい仕組みが盛り込まれています。これならIT機器に疎い人でも困ることは少なそうです。

セットアップする

home 5G HR01はドコモの4G/5G回線に接続しますから、スマートフォンと同じようにSIMカードを使用します。つまり、使用前にはSIMカードを挿す簡単な作業が必要です。

最初にhome 5G HR01底面の蓋を外します。

home 5G HR01底面の蓋を外すと、USB-CとSIMカードスロットが現れます。
home 5G HR01底面の蓋を外す

USB-CポートとSIMカードスロットが現れます。USB-Cポートは無視して、SIMカードスロットに同梱されたSIMカードを挿します。

 home 5G HR01底面にSIMカードを挿す作業に難しいところはありません。スマートフォンより簡単です。
home 5G HR01底面にSIMカードを挿す

home 5G HR01のSIMカードスロットに、SIMカードを奥まで挿し終えたら蓋をします。あとはhome 5G HR01本体に電源ケーブルを繋いで、電源を投入します。このhome 5G HR01には電源ボタンはなく、電源のON/OFFはAC電源ケーブルの抜き差しで制御します。

 home 5G HR01を電源ケーブル接続した状態で、稼働します。
home 5G HR01を電源ケーブル接続した状態

たったこれだけの作業で、4Gまたは5Gのインターネット回線に接続できるようになりました。これでインターネットへ接続できるようになったわけです。あとはQRコードからか、接続機器の機能で底面に記載のあったSSIDへ接続するかで、home 5G HR01の無線LANへ接続するだけです。

もしLANケーブルを使ってパソコンなどに繋ぐ場合には、もう1本ケーブルが増えることになりますが、設置および接続作業はたったこれだけです。

いつもの匠
いつもの匠

箱から出して、インターネット接続まで5分もかからなかったよ

このように設置は劇的に簡単です。しかし、実際に使えるようになるにはここで終わりではありません。実際に筆者は、ここからまた別の苦労が始まりました。

home 5Gは鉄筋コンクリート/高層マンションに弱い

鉄筋コンクリートの高層マンションのイメージ(筆者宅ではありません)

4G/5Gのインターネット回線(電波)は、一般的に高層マンションの高層階ではつながりにくくいです。また、鉄筋コンクリートなどで密閉性の高い部屋では電波が入りにくいこともよくあります。

いつもの匠
いつもの匠

我が家は悪条件がバッチリ揃ってるんだよね

筆者が住んでいる自宅は、古い鉄筋コンクリートの高層マンションの10数階の一室。例にもれず4Gの電波の入りが良くありません。home 5G導入時点では、5Gの電波は入る気配すらありません。

そんな自宅でhome 5Gを設置した結果、実用的になるまでに3段階のステップを踏む必要がありました。

ステップ1. とりあえず設置する

home 5G HR01を開封して電源を入れた直後、筆者の部屋内では以下の速度でした。(以降は fast.com で計測します)

home 5G HR01起動直後の4G回線だと、ここまで遅いのか…と絶望しました。
home 5G HR01起動直後
いつもの匠
いつもの匠

遅すぎる!期待外れが過ぎる!

これではまったく使い物になりません。高い費用と半日の契約時間を費やして、こんなにも遅いのかと1回絶望しました。しかし、試行錯誤してみると、home 5Gには次の特性が判明しました。

  • home 5G HR01のアンテナには指向性がある
  • 設置位置で通信速度が変わる

そこで実験として、部屋の窓際の高いところに設置してみました。

home 5G HR01をカーテンレールに吊してみました。窓際で高い場所が丁度よくなかったので…
home 5G HR01をカーテンレールに吊してみた

窓際で、高い位置で、方向が良さそうな位置に設置してみました。場所が無かったので仮置きということで、かなり雑な感じですが。ここで計測した結果がこちら。

home 5G HR01をカーテンレールに吊した結果の通信速度は40Mbpsでした。
home 5G HR01をカーテンレールに吊した結果

劇的に改善しまして、上り40Mbps、下り23Mbpsという実用的な速度にまで到達しました。

いつもの匠
いつもの匠

これならスマホの平凡な4G回線でテザリングするのと同じだよね。あんまり通信が安定しないかもしれない。

そう感じて40分後に再測定。予感的中でした。

home 5G設置した0分後に測定した結果、少し速度が落ちました。なんでや…
40分後に測定した結果

下り25Mbps、上り8.4Mbpsでした。半分以下の通信速度まで急降下。時間帯によっては、さらに落ち込むことが分かりました。

home 5Gを室内設置してみて、混雑する時間帯の最低速度はヤバイです。下り9.1Mbpsではぜんぜん使い物にならない…
混雑する時間帯の回線速度

下り9.1Mbps、上り8.4Mbpsではかなり厳しいですよね。これ以上は通信速度が下がることはありませんでしたが、ここまで下がると通常の利用に支障をきたします。

いつもの匠
いつもの匠

こんなんじゃ使い物にならないよ……

平日は四六時中オンライン会議、夜間と週末はYouTube三昧の我が家では、さすがに許容できない通信速度です。

ふとベランダに設置して計測してみたところ、次のように充分な通信速度で使用できることが分かりました。

home 5Gを屋外(ベランダ)に設置してみると、当然のように速度が改善しました。そりゃそうだ。
home 5Gを屋外に設置してみた

現状はこれがベストな設置場所みたいです。

いつもの匠
いつもの匠

こんなところに設置しておけないよ。汚れるし、コンセントは無いし。

電源ケーブルは壁や窓を通せる感じではなく、ベランダにコンセントもありません。そうなると、home 5G HR01をベランダに配置することはできません。

そんな状況を嘆いていると、次の解決策について情報が入ってきました。

ステップ2. レピータを設置する

NTTドコモでは、レピータという電波増幅装置の貸出サービスがあります。

>> 屋内の電波改善装置のご案内 | 通信・エリア | NTTドコモ

サポート窓口で改善の相談をした後、すぐには改善が見込めずに解約してしまうであろう筆者のような顧客が、このサービスの対象となる模様です。

いつもの匠
いつもの匠

もしもし!電波が入らないんですが、どうにかなりませんか!?

筆者は電話口で現状を訴えかけ、無事に書類送付を依頼できました。その後、書類到着に1週間、返送してからレピータ到着まで1週間。購入してから2週間も実用的にならないという苦行をただ耐えるしかありません。

いつもの匠
いつもの匠

2週間もまともに使えないなんて……

無事に我が家へ到着したレピータ。設定して試しているうちに、受信/送信する電波に指向性(向き)があることがわかりました。そのため、ただ設置して終わりではなく、設置場所をいろいろと試す必要があります。その結果、我が家でいちばん良かった場所はここでした。

docomo レピータを高くて窓に近いところに設置してみましたが、それでも劇的に改善した…とは言いがたい!
docomo レピータを高くて窓に近いところに設置

筆者の作業部屋で最も高い場所。天井のすぐ下のこちら。3Dプリンタの自作フィラメントホルダーの横でした。十分に安定した場所とは言いがたいのですが、もっとも通信速度が速くなる場所がこちらでした。

いつもの匠
いつもの匠

部屋の高いところ、窓側が良い傾向ががあったよ

しかし、鉄筋コンクリートの我が家では、これでも通信が安定するとは言いがたい状況でした。このときの通信速度は、以下が平均的な速度として計測できました。

レピータ設置後のhome 5Gの平均速度はそれなりでしたが、高速とは言いがたい感じでした…
レピータ設置後の平均速度

この通信速度であれば、先に紹介した通りにhome 5G本体をカーテンレールに吊った方がマシという状況でした。

いつもの匠
いつもの匠

これじゃ、時間をかけて契約して、レピータの到着を待った甲斐がないよ…

そこでもう一度、同梱されていたサポート窓口の電話番号に問い合わせました。

ステップ3. 屋外アンテナを設置する

再度NTTドコモのサポート窓口に相談したところ、屋外に設置できるアンテナを貸してくれるということになりました。前述したNTTドコモのレピータ紹介のページに記載はありませんでしたが、どうやらよくある話みたいでした。

いつもの匠
いつもの匠

同じ対応になった人をTwitterで何人も見かけたよ

ここから待つこと更に10日間、購入してから3週間半が経過していました。ようやく屋外設置用のアンテナセットが届きました。

到着した屋外アンテナは、据え置きタイプ/くくりつけタイプのどちらでも設置可能という代物でした。
屋外アンテナの機材一式

さすがはNTTグループのNTTドコモ。据え置きタイプ/くくりつけタイプ、どちらの設置方式であっても対応できるアンテナ機材。作業に必要なものは全て同梱されていて、耐震パッドはもちろん、作業手袋まで入ってる丁寧さ。至れり尽くせりで完璧でした。

同梱された屋外アンテナの設置に必要な機材たち。作業手袋まで同梱されていて、至れり尽くせりとはこのこと。
同梱された設置に必要な機材

販売員の対応を含め、待ち時間はかなりかかっていました。しかし、レピータと屋外アンテナの全てが無料でしたから、怒りも収まるくらいのサービスっぷりです。

いつもの匠
いつもの匠

まぁここまでしてくれるなら仕方ないか……

同梱された手順書に従って、ベランダの排水パイプにくくりつけました。

屋外アンテナをベランダの排水パイプにくくりつける形で設置してみました。南方向の方が感度良かったです。
屋外アンテナをベランダに設置

この屋外アンテナも、home 5G HR01やレピータと同じく指向性がありました。ちゃんと最も電波を掴みやすい方向があることを確認して、台風にも耐えられるように設置しました。

いつもの匠
いつもの匠

濡れないところ、汚れにくいところ、電波が一番入るところに設置したよ

この屋外アンテナからレピータに接続して、電波を室内へ引き渡します。窓のサッシに挟める薄さの専用ケーブルが付属しているのが、大きなポイントでした。

その結果、繁忙期な時間帯でもこれくらいの回線速度が出るようになりました!

屋外アンテナでのhome 5Gを使ったインターネット回線の平均速度は充分実用的なレベルに速くなりました!
屋外アンテナでの平均速度

下り53Mbps、上り44Mbpsは、評判の悪いVSDL回線(上下で最大100Mbps)とほぼ同じくらいの回線速度が確保できました。

いつもの匠
いつもの匠

やったー!これで十分使えるレベルになったぞー!!

レイテンシ(遅延)は大きいのが気になりますが、実用上で気になることはありませんでした。レイテンシが影響するオンラインゲームなどをやらない限りは困らないでしょう。

home 5Gは設置に苦労するケースもある

ここまで紹介したように、契約から実用的に利用できるようになるまでに長期間を要しました。

いつもの匠
いつもの匠

正直、うちは悪条件が重なった特別なケースだよね

通常の一軒家や低階層のアパートやマンションであれば、ここまで苦労することはないでしょう。

また筆者のエリアでは4G回線でのインターネット接続であって、まだ5Gエリアは利用していません。今後5G利用可能エリアにさえ入れば、下り最大4.2Gbps/上り最大218 Mbpsの超高速インターネット環境が手に入ります。その時を期待しながら、筆者はhome 5Gを次のように上手く活用していきます。

>> 5Gホームルーター「home 5G」でテレワークを快適にする3つの方法とは?

ここまで様々な苦労を紹介してきましたが、この記事でもっとも重要なポイントは以下です。

home 5G導入の重要ポイント
  • ドコモ・オンラインショップでhome 5Gを契約してはいけない
  • ドコモショップや量販店など、実店舗でhome 5Gを契約してはいけない
  • 電波が入りにくい家ではレピータや屋外アンテナを申請しよう

この記事を見てhome 5Gに興味が出たー!安心してhome 5Gを使えそう!という気持ちになったら、下記からお得に契約する方法をチェックしてください。絶対にドコモ・オンラインショップや量販店で契約するのは避けましょう!

あなたの自宅のインターネット環境が、今まで以上に快適になるよう願ってやみません。

最後まで読んでいただいて、誠にありがとうございました。

この記事の著者はこちら
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