5Gホームルーター「home 5G HR01」導入の天国と地獄とは?

5Gホームルーター「home 5G HR01」って簡単に設置できて便利そうですよね?

もちろん導入してみると、すごく便利です。

配線が少なくて設置位置が自由だし、5G/4Gで比較的高速だし、通常利用であれば使用パケット量に上限は無いし。

ただ、筆者はその導入にはかなり苦労しましたので、その苦労話をこの記事で紹介します。

今後の「home 5G」導入を検討されている方の参考になれば、幸いです。

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5Gホームルーター「home 5G HR01」とは

5Gホームルーター「home 5G HR01」
5Gホームルーター「home 5G HR01」

料金プラン「home 5G」および5Gホームルーター「home 5G HR01」については、下記で紹介しましたので、ご覧ください。

簡単に言えば、NTTドコモが始める5Gホームルーターサービスです。

下記から申し込むことができます。

home 5G HR01 | home 5G | NTTドコモ
HR01は「home 5G」をご利用いただくための5G対応ホームルーターです。コンセントを挿すだけの簡単設置で5Gの高速通信(最大受信速度4.2Gbps)、最新のWi-Fi 6とビームフォーミングに対応し快適なWi-Fi環境を実現します。

5G対応エリアが拡充されており、いずれ筆者の自宅にも5G回線が届くことを信じて予約しました。(2021年夏)

(後日この予約がキャンセルされる羽目になりますが、それは後述します。)

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home 5G HR01概観

実際に購入した「home 5G HR01」本体について、その概観や内包物をご紹介します。

梱包と内包物

まずは箱がこちら。

home 5G 製品箱は以外と大きい
home 5G 製品箱

そこそこ大きいですが、白い以外に大した特徴はありません。これを開梱して内包物を並べてみると、こんな感じでした。

home 5Gの内包物は、home 5G本体、ACアダプタ、LANケーブル(ストレート)、SIMカード、マニュアル(簡易)です。けっこうスッキリしてますね。
home 5G HR01の内包物

以下の内容物が含まれていました。意外と少ないです。

  • home 5G本体
  • ACアダプタ
  • LANケーブル(ストレート)
  • SIMカード
  • マニュアル(簡易)

ちょっと過剰包装気味ではありますが、衝撃緩和のためでしょうから仕方ないですね。

本体の外観

本体のサイズ感が分かりやすいように、手持ちのiPhone SEと並べてみました。

home 5G HR01正面とiPhone SE。けっこうコンパクトな印象です。
home 5G HR01 正面とiPhone SE

iPhone SEよりは2~3回り大きいですが、iPadより明らかに小さいサイズです。

続いて、上面のサイズはこちらです。

home 5G HR01上面とiPhone SEだと、すごくコンパクトに感じます。ただし、正方形なので置き場所は選びます。
home 5G HR01上面とiPhone SE

iPhone SEと比べてどうかというより、正方形なところがどうかという感じです。

つまり、直方体という形状に背面はケーブルが挿さるので、置き場所には考慮が必要かもしれません。

ちなみに、背面は次の通りです。

home 5G HR01背面はけっこうシンプルです。WPSボタンとREBOOTボタン、LANケーブル挿入口、ACアダプタ挿入口くらい。
home 5G HR01背面

home 5G HR01の背面はシンプルで、上から順に以下の構成です。

  • WPSボタン
  • REBOOTボタン
  • LANケーブル挿入口
  • ACアダプタ挿入口

ケーブル2本挿すだけというシンプルは、配線が苦手な方にも良さそうです。

もっとLANケーブルを這わせたい方は別途ハブが必要になります。

次に、home 5G HR01の底面です。

 home 5G HR01の底面に、無線LANのSSIDとパスワード、無線LAN接続のQRコード、管理画面のURLが記載されています。
home 5G HR01底面

製品の各種表示に加えて、下記が表記されています。

  • 無線LANのSSIDとパスワード
  • 無線LAN接続のQRコード
  • 管理画面のURL

昨今のセキュリティ事情を考えると危ない気もします。

しかし、外に持ち出さない前提の機体なので、わざわざマニュアルを引っ張り出すより、本体に記載してあった方が便利だなと筆者は感じました。

あと最近は当たり前になりましたが、QRコード撮影して接続できるようになっています。これもスマートフォンユーザーには便利ですよね。

ご紹介してきた通り、home 5G HR01はIT機器が苦手な人にも使いやすい仕組みが優先して盛り込まれています。

home 5G HR01にSIMカードを挿す

このhome 5G HR01は、当然ですがドコモの4G/5G回線に接続します。

そのため、スマートフォンと同じようにSIMカードを使用します。

つまり、home 5G HR01を使用し始める前には、このSIMカードを挿す作業が必要です。

と言っても、非常に簡単です。まずは下記のように底面の蓋を外します。

home 5G HR01底面の蓋を外すと、USB-CとSIMカードスロットが現れます。
home 5G HR01底面の蓋を外す

USB-CポートとSIMカードスロットが現れます。

USB-Cポートは無視して、SIMカードスロットに同梱されたSIMカードを挿します。

 home 5G HR01底面にSIMカードを挿す作業に難しいところはありません。スマートフォンより簡単です。
home 5G HR01底面にSIMカードを挿す

これだけで、本体の電源さえ入れれば、4G/5Gのインターネット回線に無事接続できるようになります。

また、自宅内は無線LANだけを使うのであれば、電源ケーブルの接続だけが必要になります。

このhome 5G HR01

電源ボタンはなく、電源のON/OFFはAC電源ケーブルの抜き差しで制御します。

 home 5G HR01を電源ケーブル接続した状態で、稼働します。
home 5G HR01を電源ケーブル接続した状態

これでインターネットへ接続する準備が整いました。

もしLANケーブルを使ってパソコンなどに繋ぐ場合には、もう1本ケーブルが増えることになります。


このように、設置は簡単ですし、使い始めれば想定通りに便利です。

しかし、筆者が実際に使えるようになるまでには様々な苦労をしました。

この筆者の苦労話について、以降はご紹介します。

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home 5Gは契約でつまづく

docomoオンラインショップでは、筆者のクレジットカードがなぜか利用できないというトラブルに遭遇しました。

これ自体は稀にあるので、ここでは良いとしましょう。いやよくないけども。

筆者は仕方なく実店舗で申し込むことにしました。今回は○○○電機。

そこで問題発生。

事前予約していたにも関わらず、契約手続きに1時間半待たされるという地獄に遭遇するわけです。

ドコモの販売員が手続きをしている1.5時間、目の前でひたすら待機させられるのです。なにこれ。

店内の商品を見ていることも許されず、スマホで時間を潰す以外に何もできず、ただただ待たされるだけの苦行。これ、嫌がらせかな?と思うくらい。

しかも、わざわざ新規にDアカウントを作成する手続きもやらされるハメになります。なんでやねんっ!

そんなわけで、home 5G契約はドコモオンラインショップ以外オススメはできません!

実店舗契約、ダメゼッタイ!

移動+契約手続きで貴重な休日の半日をムダにしてしまった、筆者の苦い経験に基づきまして、強く強くオンラインでの契約をオススメ致します。

筆者はこちらのバナー広告の意味がよく分かりました。思い知りました…

home 5Gは高層マンションで苦労する

一般的に、4G/5Gのインターネット回線(電波)は高層マンションの高層階ではつながりにくくいです。

筆者の自宅は古い鉄筋コンクリートの高層マンションの10数階の一室で、例にもれず電波の入りが良くありません。

そんな自宅でhome 5Gを設置した結果、実用的になるまでには3段階のステップを踏む必要がありました。

ステップ1. home 5Gを普通に設置してみる

まず開封して電源を入れた直後、筆者の部屋内ではこれぐらいの速度でした。
(以降は fast.com で計測します)

home 5G HR01起動直後の4G回線だと、ここまで遅いのか…と絶望しました。
home 5G HR01起動直後

遅すぎる!

これではまったく使い物になりません。期待外れにもほどがある。

まさか高い費用と半日の契約時間をかけながら、こんなにも遅いのかと絶望しました。

しかし、色々と試行錯誤してみると、home 5Gのアンテナには指向性がある設置位置で速度が変わることが分かりました。

そこで、実験として部屋の窓際の高いところに設置してみました。

home 5G HR01をカーテンレールに吊してみました。窓際で高い場所が丁度よくなかったので…
home 5G HR01をカーテンレールに吊してみた

場所が無かったので、とりあえず仮置きということでやってみました。

窓際で、高い位置で、方向が良さそうな位置がココしか無かったんです。

この場所で計測した結果がこちら。

home 5G HR01をカーテンレールに吊した結果、だいぶ実用的な速度になりました。
home 5G HR01をカーテンレールに吊した結果

劇的に改善しまして、上り40Mbps、下り23Mbpsという実用的な速度にまで到達しました。

ただ、これだと平凡な4G回線ですし、ホントに安定するのか怪しい…

40分くらい経過してから再測定すると、予感的中してしまうわけです…

home 5G設置した40分後に測定した結果、少し速度が落ちました。なんでや…
40分後に測定した結果

下り25Mbps、上り8.4Mbpsと半分以下まで急降下。

しかも、時間帯によってはここまで落ち込みます。

home 5Gを室内設置してみて、混雑する時間帯の最低速度はヤバイです。ぜんぜん使い物にならない…
混雑する時間帯の回線速度

下り9.1Mbpsはかなり厳しい。上りはこれ以上下がることはありませんでしたが、ここまで下がってしまうと通常利用に支障をきたしてしまいます。

平日は四六時中オンライン会議、夜間と週末はYouTube三昧という状況の中で、これは流石に許容できません。

なお、念のためベランダに出して計測してみると、充分な回線速度が得られることがわかりました。

home 5Gを屋外(ベランダ)に設置してみると、当然のように速度が改善しました。そりゃそうだ。
home 5Gを屋外に設置してみた

現状はこれがベストとはいえ、電源ケーブルが窓を通せず、コンセントも無いため、home 5G HR01をベランダに配置することはできません。

そんな状況をグルドンで嘆いていると、次のような解決策を教えて貰いました。

ステップ2. レピータを導入してみた

どうやらレピータという電波増幅装置を貸し出してくれるサービスがあるらしいのです。

屋内の電波改善装置のご案内 | 通信・エリア | NTTドコモ
お客さまの電波状況や環境にあわせて電波改善装置をご案内します。

もちろんサポート窓口で色々と改善方法の相談に乗って貰った挙げ句、このままでは改善が見込めずに解約してしまうであろう客が対象となる模様です。つまりは筆者。

電話口で現状を訴えかけ、無事に書類送付を依頼できました。

書類到着に1週間、返送してからレピータ到着まで1週間

購入してから2週間も実用的にならないという苦行。

ぐぬぬ、という想いを秘めつつ、ただただ耐え抜きました。

そして、無事に到着したレピータ。(写真撮り忘れ)

色々と設置してみた結果、やはりこのレピータにも指向性があるようで、色んなところに設置してみました。

その結果がこちら。

docomo レピータを高くて窓に近いところに設置してみましたが、それでも劇的に改善した…とは言いがたい!
docomo レピータを高くて窓に近いところに設置

筆者の作業部屋で最も高い場所。天井のすぐ下のこちら。

3Dプリンタの自作フィラメントホルダーの横。

正直なところ、安定した場所かは怪しいですが、一番パフォーマンス出る場所ということで設置しました。

ただ、鉄筋コンクリートの部屋では安定度が悪く、だいたい平均的にこれくらいの回線速度が出ています。

レピータ設置後のhome 5Gの平均速度はそれなりでしたが、高速とは言いがたい感じでした…
レピータ設置後の平均速度

正直、これならhome 5G本体をカーテンレールに吊った方がマシという状況。

うーん、時間をかけてレピータ到着を待った甲斐がない…ということで、同梱されていたサポート窓口の電話番号に、再度 電話で問い合わせるのでした。

ステップ3. 屋外アンテナを導入してみた

ドコモ社のサポート窓口に相談すると、なんと屋外に設置できるアンテナまで貸してくれるということになりました。

先の紹介ページには書いてはいませんが、何人かそういうケースになった話をTwitterで見かけていました。だから筆者もそうなるかもと、薄々は感じていました。

そうしてまた待つこと1.5週間。購入してから、ここまで3.5週間…

到着した屋外アンテナは、据え置きタイプ/くくりつけタイプのどちらでも設置可能という代物でした。
屋外アンテナの機材一式

ガッツリとしたアンテナセットが届きました。さすがはNTTグループのドコモさん。

据え置きタイプ/くくりつけタイプ、どちらの設置方式であっても対応できるアンテナ機材。

さらに作業に必要なものは全て同梱されていました。ありがたい。

同梱された屋外アンテナの設置に必要な機材たち。作業手袋まで同梱されていて、至れり尽くせりとはこのこと。
同梱された設置に必要な機材

耐震パッドはもちろん、作業手袋まで入ってる丁寧さ。至れり尽くせり。

販売員の対応を含め、待ち時間はかなりかかっていました。

しかし、レピータと屋外アンテナの全てが無料なので、「まぁここまでしてくれるなら仕方ない」と怒りも収まるくらいのサービスっぷりです。

そんなわけで同梱された手順書に従って、ベランダの排水パイプにくくりつけました。

屋外アンテナをベランダの排水パイプにくくりつける形で設置してみました。南方向の方が感度良かったです。
屋外アンテナをベランダに設置

この屋外アンテナも、例に漏れず指向性がありました。

ちゃんと最も電波を掴みやすい方向があることを確認して、台風にも耐えられるようにしっかり設置しました。

この屋外アンテナからレピータへ接続して、電波を室内へ引き渡します。

このとき、窓のサッシに挟める薄さの専用ケーブルが付属しているのが、大きなポイントです。

その結果、繁忙期な時間帯でもこれくらいの回線速度が出るようになりました!

屋外アンテナでのhome 5Gを使ったインターネット回線の平均速度は充分実用的なレベルに速くなりました!
屋外アンテナでの平均速度

下り53Mbps、上り44Mbpsは、評判の悪いVSDL回線(上下で最大100Mbps)とほぼ同じくらいの回線速度が確保できました。

レイテンシー(遅延)などはVSDLに分がありましたが、配線が減らせて、設置位置が自由になるメリットを考えると良い勝負かなという感じです。

ただ、窓際にはレピータ、屋外アンテナの設置が必要になるわけですが…

home 5g設置の苦労は報われる

まだ4G回線のインターネット接続であって、まだ5Gは利用していません

そして、筆者の自宅エリアは2022年3月末までに5G利用可能エリアに入るようです。

5G利用可能エリアにさえ入れば、下り最大4.2Gbps/上り最大218 Mbpsの高速回線が手に入るのです。

もしこの記事を見てむしろhome 5Gに興味が出たー!という方は、ぜひ以下から申し込んでみてください。

何度でも繰り返しますが、オンライン契約が絶対にオススメです。対面、絶対ダメ!

そんなわけで、筆者は5Gの夢のような速さを楽しみに、OpenMPTCProuterでVSDL回線とのチーミングで高速化と冗長化を実現しながら、ただひたすらに待ちたいと思います。

OpenMPTCProuterでのチーミングに興味がある方は、こちらの記事もどうぞ。

この記事を読んだ方の自宅のインターネット回線が、より安定して高速になることを願ってやみません。

最後まで読んでいただいて、誠にありがとうございました。

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