AWSの管理コンソールに触ることなく合格した資格、
AWS認定ソリューションアーキテクト・アソシエイト
AWS自体にそんなに興味もないといえば嘘になるけど、業務で触れたことも無ければ、今後触れることもない。完全に興味本位。
でも、取らなきゃいけない時ってありますよね?会社に言われるエンジニアも多そう。
そんな困ってるエンジニアの皆様こそ、この記事はご覧ください。
AWS認定ソリューションアーキテクト・アソシエイトにどれくらいで受かるか?
匠の所要時間はこちら。
14時間
一日2時間で7日間で合格できます。
土日は4時間ずつやるなら5日間でもいけるかもしれません。
これは管理コンソールを一切触らない前提。
匠は、資格を取得した後になって、初めてコンソール触って EC2やRDSのインスタンスを立てたりしてみました。
そこで感じたのは、そんな悠長なことやってたら、もっともっと時間がかかる!間違いない!
試験に受かることを最優先にするなら管理コンソールを触る必要はないです。
これは実践した結果です。
ほら、それで取れましたよ。これ、合格証。

なんで管理コンソール不要かというと、作業手順なんかはまったく出題されないし、AWSの管理コンソールはそんなにビジュアルに優れたものでもないですから。
あの試験の出し方なら、実践は不要。
もちろん触ってみて、感覚を掴むのは良いことです。業務で扱うなら、必要不可欠とさえ言えるでしょう。
ただ試験合格だけ目指すなら、最短の道ではないと感じました。
AWS認定ソリューションアーキテクト・アソシエイト必勝法
AWS認定ソリューションアーキテクト・アソシエイト(以下、SAA)の必勝は、下記の通りです。同僚で実践済み。
AWS SAA必勝法1.AWS用語に最速で慣れろ
基礎知識をとにかく早く身につけるのが重要だと感じました。逆に、用語に慣れれば混みいった問題や引っ掛けはない。
青本
いろんなサイトで言われてますが、基礎的な内容を体系的に、ちょうど良い分量で知るには良かったです。
いろんなサイトで言われてますが、基礎的な内容を体系的に、ちょうど良い分量で知るには良かったです。

ただし、少し古いので内容が足りてません。たぶん丸暗記してもテストは五割くらいしか取れないと思います。
ちなみに、匠は2回完読で5時間でした。
こちらの書籍が最新だそうです。旧書籍でも大部分はカバー出来てましたけどね。
ちなみに、まじめに実戦経験も積んで取るなら、こちらの書籍を読んでAWSをしっかり触った方が良いとは言われています。
実際に、AWSの管理コンソールを触りまくって取得した同僚もいますので、どちらが良いかはわかりません。
黒本
実は、この有償プラン申し込んで、ひたらすらやりこんだ方がよかったかもしれないと思っています。匠のいち押しの教材でもありますね!
勉強する人の中では「黒本」と呼ばれています。
こちらの問題集とは、本試験の問題の出方は完全に一致するわけではありません。しかし、似たような内容だったり、用語を覚えるのには重宝します。
本読んで暗記するより、問題解いて覚える方が得意な人は是非!
ちなみに、匠はシルバープランを3周くらい解いて6時間くらいでした
最新の問題もドンドン取り込まれているようなので、新試験にも対応できますね。
ただ、これだけやっても受からないのが難しいところ。先に以下の必勝法をやり終えてから、こちらを繰り返しやった方が良いかも知れません!
AWS SAA必勝法2.AWSの考え方を覚えろ
模擬試験は必ず受けて、スクショ撮って復習しましょう。

2000円を惜しむことなかれ。下手な問題集買うより、効果が高いと感じました。
公式ですから試験に直結しますし、雰囲気を掴むのにはうってつけです。というか、これくらいが最低ライン。本番はもっと難しいと思って、手応えを掴むために取り組んでみるのが良いでしょう。
ちなみに、こちらには復習込みで3時間くらいはかけました。
AWS SAA必勝法3.AWSの最新サービスは広く浅く覚えろ
AWSサービスはとにかく数が多いので、広く浅く理解をしていくことがとてもとてもとても重要になります。それができる教材は、いくつも世の中で用意されています。
黒帯/BlackBelt
AWSで公式に用意されている情報サイトで、かなり広い範囲の最新情報がキャッチアップできるすごいサイトです。受験者は必ず見ろ!と言われるサイトでもあります。
動画はだいたい1時間枠のオンラインセミナーのため、全部見ようとすると大変です。ハナから無理。かといって、資料もけっこうな分量があって、こちらもつまみ食いするのは厳しいところです。
そこで、匠が試験を受けた当初、最低限読んどいて良かったと感じたのはこちらでした。
- EFS
- ELB(ALB/CLB)
- Lambda
あとは知らないサービスについて前半だけでもサラッと読めるだけ読んどく方が良いかもしれません。
苦手な内容とかも読んでおくと良いかもしれませんね。AWSを使う上で基本となりやすい IAMやVPC、AutoScalling、EC2、EBS なんかはこちらでも確認しておくのは良いかもしれません。
特にネットワーク系を苦手にしている人が多いようですが、そちらはけっこう出る分野になっていますね。
逆に、SageMakerやDataLakeなんかは出ないと思いますよ、きっと。もっと基本的でよく使うインフラ部分を重点的に見ておくことをおすすめします。
ちなみに、こちらにかけた時間は2時間くらいでした。感じを掴むくらいでサラサラってところ。
動画もあって、意外と朝の支度をしながらとか、ながら勉強するのにも凄く向いていると思います。
オンライン講座
オンライン講座で座学をして取得できた同僚が何人もいました。取得後の業務を考えるなら、こちらもアリだと思います。なんだか本を読んだり、アレコレやるのが苦手な人には向いていると思いますね。
AWS SAA合格の参考にしたサイト
先日の改定前の試験対策を中心に書かれている記事ばかりでしたが、それでも十分に情報源としてお世話になりました。



この他にもたくさんありますが、注意は「すごく時間をかけて勉強した人」の体験談はダメです。なぜなら、たくさん時間かけて勉強すれば取得できるのが当たり前だから。
短時間で効率よく取った人の体験談を探して読みましょう!
AWS認定ソリューションアーキテクト・アソシエイト必勝法まとめ
ベンダー試験は常々思いますが、これです。
短期決戦
とにかく、いかに短時間で勝負するかです。
ご紹介したように、青本+黒本+模擬試験+黒帯で14時間、1週間で十分合格できました。楽勝です。
もちろん実践力がつけばいいですが、得てして、試験対策だけで実践力がつくことはないです。
資格は資格
実践は実戦
それでも、資格を取るために基礎知識や考え方を身につけるのは、実践力を身につける近道だと考えます。
だから、言いたい。
資格自体に効力はない
でもいでも
資格を取ろうとするマインドと努力は無駄じゃない
取ろうとして知識を積み上げたこと自体が財産だと、匠は考えます。
ちなみに、こちらの資格を取得して以降、AWSに興味を持って、自分の強みとして業務に取り組んでいけるようになりました。そんな考え方、取り組み方もぜんぜんアリだと思います。
この記事を最後まで読んでいただいた皆様の、ご健闘をお祈りしております。
がんばりましょうね!