つい取得してしまいました。
AWS認定ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル
AWS自体にそんなに興味もないといえば嘘になるけど、業務で触れたことも無ければ、今後触れることもない。完全に興味本位。でも、取得できました。これが証拠。

これを取得するにあたって、色んな記事を参考にさせて貰ったり、いくつか教材を眺めてみました。しかし、どうもまだるっこしかったり、遠回りなものが多いなと感じました。
そこで、当記事では最短で合格するために必要な方法を主として、ご紹介します。
この記事の対象者
私もそうですが、AWSを業務で扱ったことがないけど、AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト 取得できた人が対象になります。
その上で、この記事でご紹介する対策方法は、あくまで試験合格を最優先に考える勉強法です。
決して、実務能力や汎用的な知識が身につくかは疑わしいです。というか、無理、上っ面です。
設定がスムーズにできるようになったり、設計がキレイにできるには時間がもっと必要です。
もちろん、この考え方だと本末転倒な気がする人もいるとは思うのですが、世の中には実務で使わないけども資格を取らなければならない人も一定数います。あるいは、資格を取った後からがスタートという人もいるのです。生活のために会社の報奨金が欲しい人もいるでしょう。
いずれも匠のことですが。
この勉強法は、そういった同じ前提が理解できる方に向けた勉強方法だとご理解ください。
ちなみに、AWS認定ソリューションアーキテクト・アソシエイトを持ってることは大前提です。だって、受験の前提条件だし。
- IPAのスペシャリスト系資格は全部持ってるので、基礎的な素養はあるレベル
- 得意分野はサーバーの構築・運用は物理から論理まで、最近はセキュリティ関連が多い
- ネットワークの構築・運用などは普通
- 大小プロジェクトも経験した、その辺にいる程度のエンジニア
- 大規模炎上プロジェクトも経験済み
AWS認定ソリューションアーキテクト・プロフェッショナルの合格にはどれくらい時間がかかるのか
匠が合格までにかけた時間はこちらです。

Studyplusで計測しました。この中に含まれるのは、下記です。
教材 | 所要時間 | 補足 |
---|---|---|
模擬試験 | 4時間 | 見直し時間込み |
CDP | 6時間 | 知らないパターンは暗記 |
黒本 | 12時間 | 最上位プランを利用 |
ホワイトペーパー | 20時間 | - |
このうち、資格合格だけを考えるなら、模擬試験とCDPが必要だったかは私は懐疑的です。
- 模擬試験はこちらで学習できれば、わざわざ受験しなくても良いです。掲載サイトがAWS的にアリなのかは気になりますが。
- CDPは設計パターンとして実務に有益です。しかし、知らなくても試験には受かると確信しました。
そんなわけで、効率的に勉強すれば約30時間で合格できるはずです。
必勝法
1. ホワイトペーパーを丸暗記
無料で短期間に取得したければ、ホワイトペーパーを極めるのが最短だと確信しました。
下記にリンクのあるホワイトペーパーをすべて暗記しましょう。これが絶対最短です。

日本語が分からない人は、Chromeの翻訳機能 や Microsoft翻訳を活用すれば良いでしょう。
AWSのホワイトペーパーは、各分野の要点とベストプラクティスの紹介の加え、例題が付いています。この例題をとにかく何度もやりこんで、各回答の理由を調べるだけでほとんどの本試験問題で点が取れるはずです。
だって、似たような問題が多かったんですから。
これは受験した実感として、私が感じたことです。
2. 黒本を丸暗記
恐らく「1. ホワイトペーパーを丸暗記」だけで十分合格できると思いますが、解説に不安が残る人もいると思いますし、日本語の教材がどうしてもほしい、ホワイトペーパーだけじゃ不安という人もいるでしょう。
そういう人は、お金をかけられるなら黒本をやりこむことをオススメします。私は3周はやりこみました。
意外とサクサク進められるし、7問ずつという感じもやりこみやすいです。通勤電車でバリバリやるのに向いてます。
解説から、AWSのドキュメントなどにリンクが貼ってあるのも便利で良かったです。
ただ、こちらはお金がかかるのが難点。
でも、ベンダー試験はお金をかけて時間を買った方が良いと私は思ってますけどね。これは人好き好き。
これ以外の勉強方法は無駄か?
試験合格が目的なら無駄。
ソラで腕試しをしたいんじゃ無い限り、試験勉強は実務と分けて考えて、最短で勉強すべきだと考えています。
しかし、実務でも使える知識について、時間をかけてでも勉強したいというなら話は別です。
下記は、正攻法となるものをご紹介します。匠は試験後に取り組んだものとなります。
正攻法の勉強法
1. Cloud Design Pattern 暗記
先に紹介した Cloud Design Pattern は、非常に設計パターンとして有効ですね。
やりたいことがあったら、こういう構成で作れば良い!と思いつきやすくなります。
マイクロサービスで構成するシステムが増えてくると、こういう組み合わせパターンをどれだけ手持ちしているかがエンジニアの腕として求められるなと感じています。
2. ハンズオンの実習
AWSの無料利用枠を使って、どんどんシステムを作ってみるのが良いですね。
こういうのをやると、DynamoDBなんかは試験とは全然イメージが変わってきます。
ハンズオンの問題集としては下記のいずれかが有名です。

英語に耐えられるか、有料でも良いかなどが選定のポイントなるでしょう。
ちなみに、匠は書籍とQiitaで事足りました。たぶん。。。
3. 情報ソースを読みまくる
下記は現在進行形で読み進めています。




4.オンライン講座
こちらでAWSのオンライン講座を受講するのも人気ですね。
「AWS certified」で検索して出てくる講座をすべて受講した強者もいて、満足度も高いです。
本当のAWS認定ソリューションアーキテクト・プロフェッショナル必勝法は?
実務ができる本当の意味の「AWS認定ソリューションアーキテクト・プロフェッショナル」になるには、下記のプロセスを踏むのが良いと考えます。
- AWS認定ソリューションアーキテクト・プロフェッショナル合格
- 正攻法の勉強をする
- 実務経験を積む(仕事もしくは自己サービスを作ってみるなど)
世間が本当の意味で認める意味でのAWS認定ソリューションアーキテクト・プロフェッショナルになる道は、果てしない時間と経験が必要だと考えます。大変ですなぁ(他人事
この記事を読む皆様が、無駄なく効率的な勉強ができることをお祈りしております。
AWS認定ソリューションアーキテクト・アソシエイトにまだ合格してない方はこちらをご覧ください。