待ちに待った iPadOS。
Split View(スプリットビュー) と Slide Over (スライドオーバー)が機能拡充され、一段と便利になりましたね。
ただ、少し操作に迷ってしまったので、メモも兼ねて共有したいと思います。
この記事を書くまで、匠は「Slide Over」のことを「Split Over」と呼んでしまっていました(汗
細かいですか、お間違えないように。
Split View / Slide Over を試したデバイス
今回この機能を試したのは、先日購入したこちらです。

公式サイトでは、 Split ViewとSlide Overの同時使用までサポートしているモデルとなると、機種が限定されるような記載がありますね。
・ iPad mini(第5世代以降)
iPadのSlide OverでAppを開く - Apple サポート
・ iPad(第6世代以降)
・ iPad Air(第3世代以降)
・ 10.5インチiPad Pro
・ 11インチiPad Pro(全世代)
・ 12.9インチiPad Pro(第2世代以降)
Split View / Slide Over をやってみた
匠のiPadの画面で恐縮ですが、下記の動画をご覧ください。※音声はありません。
iPadOS での Split View / Slide Over 操作手順
こちらの動画で網羅しています。
Slide Over
まず最初に、こちらをご覧ください。
なお、表記上はiOS11とありますが、iPadOSでも変更はありません。
まずは画面下からスワイプしてDock(ドック)を表示させた上で、下記のように使いたいアプリを長押し&ドラッグします。
ググッと右へ移動させるわけですが、試した限りでは右じゃなく真ん中に移動するとアプリ切り替えになってしまいますので注意です
これで Slide Over が完了です。iOS10までの表示と少し違って、背景が明るいままに別の画面が浮いている感じですね。
Split View
次にこちらの動画をご覧ください。
なお、表記上はiOS11とありますが、iPadOSでも変更ありません。
Split View も始め方から操作方法まで大きく変わりました。
先の通り、Slide Over したウインドウ上のバーを軽く引き上げます。実は、下でも上でも Split View に切り替えられるます。匠の場合、軽くタップするだけでも切り替えられましたが、この辺はタイミングがありそうでした。
そうすると簡単に Split View の画面割に変化することができました。真ん中に「分割線」が表示されます。
画面に比率は今まで通り、画面の区切りを左右に移動させることで変更することができます。たまに、分割線が上手く機能しないことがありそうです。。。
下の画像は半分半分に分割した場合です。この辺は今までと変わりませんね。
ちなみに、Dockに使いたいアプリがなくてもSplit Viewにしてしまえば切り替えられるので、最初に選ぶのは何でも良いです。
Split View + Slide Over
今度は応用編のような使い方になります。こちらの動画をご覧ください。
動画を見ていただいたら分かる通り、Split View 中に Slide Over を使って3つのアプリを同時に使い分けることができます。
やり方は下記の通り、Split View している最中に「分割線」の上に Dock からアプリをドラッグ&ドロップするだけです。
具体的に使う場面を想定すると、英語のWebページとメモ帳アプリを Split View で開きながら、辞書アプリを開くといった使い方ができるでしょうか。画像を加工しながら、ブログへ投稿記事を書きつつ、ファイル操作をするような使い方もできたりしています。
もうここまで来るとデスクトップの使い方にかなり似てきますね。うまく使い分けられると、非常に効率が良くなりますよね!
Split View 乱舞
下記の動画をご覧ください。
表記上はiOS11とありますが、iPadOSでも変更ありません。
使いかけのSplit View状態のアプリはそのままにして、他のアプリを開けます。応用して、Split View状態のアプリ(の組み合わせ)をたくさん開いておいて、適宜切り替えることが可能になりました。
組み合わせをたくさん作って切り替えられれば、より便利ですね!
便利な使い方や関連仕様について
Split View 非対応のアプリに対する Slide Over
これまでもSplit Viewに対応していないアプリであっても、Slide Overは使うことができました。ただ、実際はSplit View非対応アプリを停止させて、その上に見えて一時的に操作できるというだけでした。そのため、マルチタスク的な使い方ではありませんでした。
しかし、iPadOS の Slide Over は下の画面の通り、表に浮かせたウインドウも、裏の画面もスムーズに操作できます。便利ですね!
これだとSafariで表示したWebページの表示と辞書を組み合わせて英語ページを翻訳しながら読むなど、Split View を使うほどではないちょっとしたアプリを重ねて使いたくなりますね。
Split View + Slide Over + Apple Pencil と併用すると
この組み合わせがとにかく強力です。

見ながら書く、見ながら描く、って感じです。これが使いこなせないと、iPad で円滑に書けないでしょう!という感じです。
その一例はこちらです。ぜひ参考にして下さい。
Split View したアプリ間でドラッグ&ドロップ
複数ファイルの受け渡し、文字列や画像の直接貼り付けなど、飛躍的な作業の効率化が図れます。
対処となるアプリはこちらです。ぜひご利用ください。
今後もどんどん研究して、このページは拡充させていきたいと思います。
こちらの記事も併せてどうぞ。