タブレットは初代iPad、iPad 3、iPad Pro と使い続け、最近では Surface Pro も併用しはじめたくらいの中堅ユーザーの匠です。
そんな中で最近の疑問はこちらでした。
ペン、いる?
ネットサーフィン(死語)や動画鑑賞、SNSを見るだけなら、正直なところ必要性を感じません。
ついでに匠は絵を描く趣味も業務もないので、さらに必要性を感じていなかったんです。
しかし、ある時に Surface Pen を実際に使わせて貰ったことがキッカケで購入に至りました!
今では、公私でこんな環境になってしまっています。

つきましては、絵を描く以外で、実経験に基づいた役に立つ4つの使い道をご紹介したいと思います。
なお、基本的な使い方を知りたい方はこちら。
Apple Pencil & Surface Pen の用途1. 狭い場所での入力
電車で座った膝の上
匠は電車の中で座ってメールを書いたり、SNSで文章を打ったり、ドキュメントを作ったりする機会が多い方だと思います。
その際に、キーボードでバリバリ打つこともあるんですが、まとまった時間が無いと二の足を踏んでしまって、うまく隙間時間を活用できませんでした。
横の人に肘が当たりそうになったり、不安定だったり。。。かといって、ソフトウェアキーボードは打ちにくくてストレスが溜まるんですよね。長文は無理です、ホントに。
しかし、Surface Pen / Apple Pencil を使うようになって大きく変わりました。
席に座って、ペンを取り出すだけなので、スペースが少なく済みますし、態勢に入るのが速い!
少しくらい不安定な膝の上でも無問題!
しかも、閉じて立ち上がるまでが早い!本体とペンとを同時に鞄に突っ込むだけなんですから。何度降りるのギリギリまで書いてたかwww
しかも、Surface Pen は磁石付きなので片付けも非常にラクです。無くしませんw
類似ケースとして「ソファに座りながら」「寝っ転がって」というのがあります。特に前者は毎日だったりしますが、ラク過ぎ!
ちなみに、Windows 10 は手書きキーボードがあるのでまだ良いのですが、iPad/iOSには標準ではありません。そのため、最初は活用の機会が限られていたのですが、下記のアプリを知って、使い始めて激変しました。スゴいです!!
この記事も Apple Pencil + mazec を使って書いてます。こんな感じ。

mazecは辞書もかなり優秀なので、格段に入力が速くなりました。快適です。
ちなみに、Windows版mazecもありますが、OS組み込みではないみたいなので、少し使い勝手がイマイチ。もう少し改善されてからかな、と思います。ちょっと残念。
Apple Pencil & Surface Pen の効果
必要な入力スペースの狭さ
入力の煩わしさ解消
Apple Pencil & Surface Pen の用途2. 商談&ミーティングで図解する
OneNote イズ ベスト!
Windows / iOS 共通なんですが、商談やミーティングで使うにはOneNote が最強です!!
▶ OneNote
ミーティング中に、プロジェクターに投影しながら、がりがりと構成図を描くのはホントに手軽で良いです。こんな感じ。

ホワイトボードいらずで、ミーティングが捗ります。しかも、OneNoteならキーボード入力の枠とも併用できるので、キレイで表見豊かな議事録とるのにはもってこいです。ホントにペンデバイスのために作られたようなアプリですよね。
ちなみに、PowerPoint でもポンポン書き込めるので、ホントにミーティングのやり方自体を変えてくれます。こちらの画面は iOS版 ですが。

そんな感じなんで、最近はミーティングにキーボードを持って行かずにペンだけで参加してたりします(汗
いや、Evernoteも悪くは無いんですが、匠がいるようなエンタープライズ系ビジネス主体の会社だとMicrosoft製品の方が幅を利かしてたりします。そういうビジネスマンにはすごく向くんじゃないでしょうか。もちろん、Evernote の費用を会社で払ってくれるなら別なんですが。。。
Apple Pencil & Surface Pen の効果
ミーティングのメモや図を手軽に書き込める
ちなみに、匠は矢印書くのが好きなので、関係する文章を矢印で繋いだりすると頭に入りやすいので、そういう矢印をフリーハンドで描くのに重宝してます。
Apple Pencil & Surface Pen の用途3. ドキュメントに書き込む
PDFドキュメントに書き込み
匠はエンジニアの端くれですので、ドキュメントをたくさん読む機会が多いです。特にPDFデータ。
これまではPDFのうちで、頭に入れておきたい箇所に自由にメモを入れたいという欲望をグッとこらえていたのですが、今はバンバン書き込んでます!!
しかも、デジタルの良いところは検索やまとめメモを作るのがラクな点です。とにかく後始末がラクです。消し方でも、選択して纏めて消す という手書きノートでは難しい方法も簡単に実現できて良いです!
そんなわけで、いくつかドキュメントビューアや管理ツールを使って見て、その辺がしっかり考えられているiOSアプリだなと感じたのはこちらです。

※画像は「実践 Python 3」より拝借しました。
ちなみに、GoodReaderも使っていますが、ドキュメントに書き込みながら読む用途だとちょっと向いていないんですよね。
▶ GoodReader PDF Editor & Viewer

※画像は「退屈なことはPythonにやらせよう」より拝借しました。
上の画像を見ていただいたらわかる通り、フリーハンドで書く方法が無いのが惜しいです。PDF以外も扱えるだけに勿体無い限り。。。今後のバージョンアップに期待です。
また、Windows 10 の場合はどうかというと、まだ使い込んで日が浅いですが、同じようにPDFドキュメントに書き込むという用途でいうとこちらが良いです。
▶ Drawboard PDF - Edit and mark up PDF
英語アプリながら、分かりやすいインターフェースで全然苦になりません。むしろ操作性の良さがストレスを解消してくれます。
※画像は「退屈なことはPythonにやらせよう」より拝借しました。
ちなみに、Windows 10 で頻繁に利用する「Adobe Reader」や「リーダー」は少し惜しい。使ってみると分かりますが、端々に使いにくさを感じます。
例えば、「リーダー」は黒ペンでしか書き込めません。
※画像は「退屈なことはPythonにやらせよう」より拝借しました。
「Adobe Reader Touch」に至っては手書き不可です。
※画像は「退屈なことはPythonにやらせよう」より拝借しました。
こういう端々の使いにくさが気になってストレスになってしまうんですよね。だから、辞めました。
Apple Pencil & Surface Pen の用途4. 書いて覚える
暗記は手書きで
どうも、暗記が苦手な匠です。
とにかく書いて覚えるタイプで、キーボード入力だけでは覚えられません。そうなると、それらもタブレット内で完結したいです。
Apple Pencil / Surface Pen があれば実現できる!
匠は色々と資格の勉強をしないといけない身なので、テキストとメモ帳を横に並べて勉強したいと思うことあ何度もありました。その想いが叶って、今はこんな感じです。

※テキストは受験生のお供「DUO 3.0」。
この暗記のための「捨てるメモ」はどれだけ書いても捨てる手間は無いですし、消すのも簡単です。当然なんですけど、消しカスは出ません。
ペンの持ち替えもいらないですし、色や太さも変幻自在なので、整理ノートを作るのにも十分に使いやすいです。文章はキーボード、装飾は Apple Pencil や Surface Pen でやるという方法もアリです。使い方は自由自在。
例えば、整理ノートをOneNoteとSurface Penで作るとこんな感じになります。
また、勉強だとすごい量を書くと思いますが、ツルツルの画面に書くのは気持ち悪くてストレスになります。そのため、どうしてもノートの書き味が欲しい!と思って二の足を踏む人は下記を購入すると良いと思います。

これは余談ですが、受験生の時によく使った赤い透明のシートも有効です。赤ペンで書いたノートだと、ペン字の溝が薄っすら見えたりすることがあって注意が必要なんですが、タブレットに書いたものを隠すなら全くその心配なしです!!
Apple Pencil & Surface Pen の効果
自由でキレイなノートは手書き+キーボード入力で作れる!
Apple Pencil & Surface Pen を試した環境
今回、iPadとSurfaceはかなり試しました。しかし、Android系タブレットではまったく試していないので、同じ程度の書き味があるペンデバイスがあるのかは試しておりません。
iPad Pro
匠が使っているApple Pencilはこちらです。購入して1ヶ月くらいですが、四六時中持ち歩いて使いまくっています。

Apple Pencil が使える iPad であれば、どれでも対象となるかとは思います。匠はこちらを活用しています。

ちなみに、Apple Pencilのホルダーは買った方が無難です。無くしてしまうことを考えると安いもんです。匠はホルダー無しのうちに一本なくしてしまいました…

Surface Pro
匠がiPad Proと並用しているSurface ProとSurface Penはこちらです。


Apple Pencil & Surface Pen で手書きが活きる用途と効果まとめ
手書き入力の効果の大部分は 手軽さ です!
ここまで記事に書いておいてなんですが、この手軽さについては、文章を読むより、体験するのが一番です!
少しでも気になる方は、絶対に電気屋の店頭などでしっかり試してみるべきです!
あと、ホントはプログラミングでも使える、、、とかもやりたかったのですが、流石にマニアック過ぎるのでお見せするのは辞めました(汗
しかし、アイディア次第ではいろんな使い道が考えられるので可能性は無限大ですよね。今回ご紹介した以外にも新たな使い方が思いつけば、是非ともご紹介していきたいと思います!
なお、下記の記事もご覧ください。