最近ちょっとイライラする絡まれ方をしまして、何を言っているんだと思ってました。
いや、そもそもこういう記事はもうウンザリなんです。なぜホッテントリとか載るのか謎。
色んな考えがあって、多様性が必要な世の中であることは承知しています。
しかし、効率良く資格を取得することと業務で使える知識を得ることは必ず別物です。
他の業界は知りませんが、IT業界なんかはモロにそうです。 少なくとも上記の記事は効率悪い。
それを誤解している人が多すぎです。
そして、使えない知見、効率の悪い知見、いわゆるバッドノウハウをもてはやすのは、ホントにいかがなものかと感じています。心から。
資格は最短で取るべし!

先に結論から申しあげたい。
資格は最短で取るべし!
資格取得前のさまざまな回り道は大抵ムダ。
もちろん知っておいた方が良いこともありますが、得てして資格は業務に直結しない範囲も理解しなければならないことが多々あります。というか、大半はそんな感じです。
そこをグッと飲み込んで取得するのが、資格です。少なくともIT系資格は。
なぜ最短で取るべきか
業務と資格は絶対に別です。
資格でベースを勉強したとしても、業務に直結することはまずあり得ない。
下手をすれば、まったく役に立たない。
言っててなんだか悲しくなりますね。でも、これ、事実です。

こういうことを言うと、すぐに「業務の役に立たない資格をとっても仕方ない」「資格は業務の役に立つ」なんて下らない青臭い理想論を吐き出す変な輩が沢山湧き出すのが世の理(ことわり)です。
いやいや、何を仰ってるんですか?
勉強したことがすべて業務に直結する資格って何ですか?
貴方の持っている資格のうち、何個がそうなんですか?1個でもありますか?
資格取得のために勉強したことが余さず業務に使えてますか?
匠ですか?
過去からIT系資格や簿記やらなんてらコーディネータやら、必要に駆られたり駆られなかったりして、今も英語系や言えない専門系資格まで30数個の資格を保有しているの身から断言させていただきます。
すべて役に立った資格なんて1つもない!

悲しいですが、マジです。ホントに。1つも。使えるのは、いいとこ3割くらいの知識。
下手すりゃまったく役に立たなかった資格もあります。
いや、そういう資格は報奨金目当てで取ったので、それはそれで役に立ったわけですが。
法曹系あるいは医療系はそうでないと思っています。いや、そうであって欲しいと願っています。よって、そういう関係の方々を対象にしたいとは思ってません。あしからず。
資格を取る意味ない?
そんなアホなことは言ってません。あくまで勉強したことが全て報われるわけではないという話です。
- ベース知識を得る
- これからのモチベーションや指標にする
- 他人と差別化するための分かり易いラベルとして使う
- 報奨金を得る
- 自己満足(≒自分に自信を付ける)
これら全て、それはそれなりに役立ちます。ただ、勉強したことが業務などに直結していることを指すモノではありません。
また、作る側としてもそうなることは分かってて作っています。
そうでなければ、重箱の隅をつつくような変な問題のオンパレードなんか作ったりしませんよ。
自分が作る側をイメージすれば分かりますよね。
この話の発端は
このブログでは、こういう記事を書きました。ホントに最短を目指して。
見事なまでに、取得した時点では業務に役に立ちませんでしたよ。無理矢理、取得後に業務に役立てようと仕事を呼び出してる話は別として。
ところが、さも自分がやったやり方が最短のような記事がわんさか湧いてくるのです。特にQiita。






しかも、大したこと書いて無くてひねりのない正攻法で、回りくどくて遅い。
こっちは3分の1の時間で取れとんねん。
周りを見ろ、ググれ、恥じろ
こっちは勉強期間の間、AWSコンソールは書籍の写真でしかほぼ見とらんねん。(実話)
(同僚はAWSコンソールしか触らずに取った猛者もいましたが、それは別の話)
その上、9割以上で合格してるのならまだしもギリギリて。。。何をエラそうにしとんのや、と。
ちなみに、ここまでやってくれるなら全然話が別。もうそもそもこれだけ取ってること自体が知見の塊ですから。

資格取得のために勉強する人へ
絶対に言いたいことがあります。
ググれカス!

いや、ホンコレ(本当にこれ)ですよ。マジマジ。
あなたが数十時間かけてトライ・アンド・エラーをしている以前に、そのエラーを踏まないように屍を越えて行け!とばかりに知見を共有してくれているブログやサイトは星の数あります。
ググれ!ノウハウや失敗を読め!それだけで数十時間違う!
それはズルではないんです。必要なところだけ必要なだけ勉強するのが正しいんです。
さっさと資格を取得した後、業務に必要なところだけ集中的に伸ばす。これです。
これ、ホントに当たり前のことですよね。
匠は、資格取得を前向きに取り組む人を応援しております。一緒に頑張って行きましょう!