今使ってるiPhoneを楽天モバイルに乗り換えて大丈夫だよね?
そう不安に思う人もいると思います。筆者もその1人でした。
しかし、使い続けてきたDMMモバイル(筆者)とFreetel(妻)が楽天に買収されて数年経過。
いよいよ使い続けるメリットが無くなってきたので、思い切って楽天に移行することにしました。
なぜ楽天モバイルを選ぶのか
これまでは ソフトバンク → DMMモバイル という切替をしてきた筆者がなぜ楽天モバイルを選んだのか、その理由についてご紹介します。
理由1.モバイルで使わなければ0円
使わないならとにかく安い!
これに尽きますよ。
1GBまで月0円はスゴい!
コロナ禍で自宅から外出することはほぼ無い状況下ですから、ほとんど自宅外でのデータ通信を利用しないです。自宅の回線で殆ど過ごします。
そうなると、この1GBまで月0円のプランは大きなメリットになります。
近所に買い物に行くときくらいの使用では1GBは消費しきらないことが分かりました。
そうなると、緊急事態宣言でまた引き籠もり確定な中では十分です。
理由2.段階的な料金プラン
楽天モバイルの料金プランは、けっこうシンプルなラダー方式。
3GBまで税込1,078円/月、20GBまで税込1980円/月、それ以上は3,278円/月という階段式でスケールアウトする料金設定です。これが有り難い
今のコロナ禍では、月にどれだけ使うか分かりませんから、使ったデータ量次第、かつそれぞれ安い料金プランが用意されているのは嬉しい限りです。
詳しくはRakuten UN-LIMIT VI(料金プラン)を確認しましょう。
少なくともDMMモバイルの3GBプランからの切り替えでは、かなり安くなりました。
理由3.使いすぎても無制限
20GB以上使ったとしても無制限というのが太っ腹な感じです。
もちろんそんなに使うコトはない…と言いたいところですが、今までテザリング用途で別回線を持っていた分を1つにまとめられることが確定しました。
そんなわけで、モバイル/テザリング用途だったDTI回線もアッサリ解約しました。
他社もけっこう検討しましたが、ご紹介した3点が楽天モバイルを選んだ決め手でした。
そんなわけで、筆者の iPhone 12 Pro Max と 妻の iPhone XS Max の両方とも楽天モバイルに切り替えたわけです。
楽天モバイルに切り替えてみた
そんなわけで、実際にiPhone2台を楽天モバイルに切り替えてみました。
申し込み
筆者はこちらから申し込みを始めました。
特に何事もなく、さっくりと申し込むことができました。
ちなみに、Nano SIM(物理カード)と eSIM (実物なし)の2種類ありましたが、筆者は Nano SIMを選びました。
eSIMの方が良かったかなぁと少し後悔したので eSIM に抵抗が無い人はこちらを確認しましょう。
eSIMだから実現する 簡単・手軽な申し込みスタイル | sim | 製品 | 楽天モバイル
ちなみに、多くの人がMNP(モバイル・ナンバー・ポータビリティ)で申し込みをすると思いますので、下記も一読しておくと良いですね。
他社から乗り換え(MNP) | お客様サポート | 楽天モバイル
切り替え手続き
SIMカードが手元に届いた後、下記の手順に沿って開通手続きをしてから使えるようになります。
MNP開通手続き方法 | 他社から乗り換え(MNP) | お客様サポート | 楽天モバイル
開通すると、下記のように「Rakuten」を示す文字が表示されて完了です。
この切り替え手続きをしないと開通しませんし、旧キャリアのAPMも忘れず削除する必要があります。
筆者は、この手順を漏らしてしまって、開通しないなーと半日くらい放置して失敗しました。
この記事を読んだ方には、キチンと上の手順を確認しないといけないよね、という反面教師にしていただければ幸いです。
楽天モバイルにした結果どうなの?
使い始めて2週間近く経過した結果、筆者が感じたことをそのままご紹介します。
回線速度
「楽天回線ってどうなの?不安定じゃないの?」と正直不安はありました。
一方で、4G LTE として遜色ないスピードは欲しいと思う気持ちもありました。
そう思いながら、楽天モバイルの4G LTE 回線速度はこちら。
楽天モバイル回線からFast.comに接続した結果
あれ?意外と速い!
東京の古いURマンションの高層階に住む筆者の自宅から、Fast.comで測定してみた結果です。
平日ランチタイムだったので、結構混んでる時間帯のはずでした。
ちなみに、我が家の古いURマンションはUR向け光回線(VSDL)ですから、光回線でも速度はこんな感じ。
フレッツ光回線からFast.comに接続した結果
我が家の回線が遅すぎるということもありますが、楽天モバイルは4G LTE 回線は、高層階のマンションでも健闘してくれている印象です。
むしろ光回線が不通になったときのバックアップとしても、十分に役立ってくれるんじゃないかとさえ思うような結果で嬉しい限りでした。
使い勝手
実際に使ってみると、今までとは違うなという印象が幾つもありました。
スムーズなプラン変更
データ量を使い切ってしまった場合、楽天モバイルは自動でプランアップしてくれるのは便利です。
DMM モバイル時代は、データ容量を追加購入する必要がありました。
上の図の通り、筆者の場合は使用月に依っては容量追加を頻繁にする必要があって面倒だったのですが、楽天モバイルは自動で切り替えてくれるので、その手間がありません。
この手間がけっこう面倒くさかったんですよね。いつの間にか遅くなってしまっていたりして、イライラすることも多かったので。
ただ、うっかり使い過ぎ注意という感じではありますね。
通話とSMSが違う
これまでと違って、通話やSMSは Rakuten Link というアプリをインストールして使用する必要があります。
このアプリから電話回線での通話やSMSは行います。
ただし、Rakuten Linkアプリの仕様変更もあったようなので注意が必要です。
【重要】Rakuten LinkアプリiOS版の仕様変更に関するお知らせ
とはいえ、筆者の場合は2段階認証する場合以外は、LINE もしくは Viber で事足りているので、あまり影響がないというのが実状なんですけどね。
エリア問題
筆者は都内在住ですから、常に楽天回線エリアです。
下記をご覧いただければ分かる通りに、同じように都市部在住の方は楽天回線を使えるでしょうから、問題無いはずです。
5Gはまだ使えない
下記をご覧いただくと分かりますが、5G回線についてはまだ全然広がっていません。
これらを踏まえると、5Gを使いたい人はまだ楽天モバイルを利用するのは時期尚早と言わざるを得ませんね。
とはいえ、他社を見ても5Gエリアは全然広がってないので、期待するのはまだ先だと思いますけどね。
楽天モバイルにホントに切り替えても大丈夫?
1週間以上しっかり使用してみた筆者の感想です。
楽天モバイル、いいじゃん!
ちょっと上手く動作しなかったり、速度が遅かったら「ダメじゃーん!」なんてネタに記事に書こうかと半信半疑で切り替えた今回でした。
しかしながら、コストパフォーマンスが良く、速度も十分に出る楽天回線を実感しました。
以前のトラブルのイメージから、「楽天はちょっとなぁ」なんて不安がっていた自分を叱ってやりたいくらいです。
ただ、先にも記載した通り、5Gをすぐに使いたいならまだ早い!という印象です。御注意を。
SIMフリー端末をどの会社に切り替えようか悩んでいる方、iPhoneで今の生活に合わせた料金プランでお得に使用したい方など、筆者と同じように悩んでいた方のうち、1人でも助けになれば幸いです。
最後まで読んでいただいて、誠にありがとうございました。