Safariの「リーディングリスト」機能をご存知ですか?こちらのアイコンです。
iPhone/iPad/Mac の標準WEBブラウザ「Safari」に搭載されている、WEBページを「あとで読む」ための機能です。
類似のサービスとして「Pocket」や「Instapaper」があります。(以下、「あとで読む」系サービスと呼びます。)それらを使っていため、リーディングリストが実装された当初は、匠も使っていませんでした。
しかし、最近の長期入院に伴って、iPad+iPhone のみのネット環境になったところ、この機能の便利さに気づいたわけです。
めっちゃ便利!!
あまりにも気に入ったので、ぜひ紹介させてください!
Safariのリーディングリストを使う5つの理由
理由1. オフラインで読める
当然なんですが、「あとで読む」系サービスとブックマークとの違いは、オフラインでも記事が読めるかです。
ブックマークは都度サイトにアクセスしに行きますが、「あとで読む」系サービスとはあらかじめダウンロードしておいてくれて、オフラインでも読むことができます。画像などを排除して、シンプルな表示にしてくれるのも特徴です。
一方、Safariのリーディングリストは、最初にアクセスしたときにダウンロードして保存します。(保存したデータをキャッシュと呼びます。)この時には全てを一回フルにデータをダウンロードするため、「あとで読む」系サービスよりも通信パケットを消費します。
しかし、フルデータをダウンロードしておいてくれるので、オフラインになった後でフルデータを見たい場合には便利です。
ここは一長一短あるわけですが、使い分けはまた別途。
理由2. 未読管理
これが保存したキャッシュを素早く見ていくには便利なんです!
一度表示したページは読み終わると、リストから見えなくなります。つまり、既読となります。
それだけと言えばそれだけなんですが、「あとで読む」系サービスだと「そのまま放置」か「アーカイブ」か「削除」かを都度選ぶ必要があって、サクサク読むのに邪魔なんですよね。ブックマークなんて未読管理ないし。
リーディングリストの方式だと、サクサク大量に読みたい気持ちを邪魔されない感じで良いんです。これこれ!
バカスカ登録して、サクサク読んでいくのに向いてます。
ちなみに、既読になってもリーディングリストから削除されるわけではないのは注意です。
理由3. リーダー表示との相性が良い
Safariのもう1つの便利機能「リーダー」です。Apple公式には「リーダー」、非公式に「リーダー表示」「リーダーモード」なんて読んでる人もいますね。
この機能は、Safariがページの広告やナビゲーションなどを排除して、メインの文章だけに表示を整理して表示してくれる便利機能です。自分に読みやすいフォントサイズを選べるのが匠のお気に入り。
この機能とリーディングリストを組み合わせるとこうなります。
リーディングリストに登録した記事の読みたいところだけが表示されて、いよいよサクサク読み進められます。思考を邪魔されないとはこのこと!
この相性に気づいてからは、匠のメイン「あとで読む」は「Pocket」ではなくなりました。
理由4. URLだけを素早く登録可能
これができるのが「あとで読む」系サービスを使うより便利な理由の1つです。いわゆるSafariの優位性。
Safariで表示したページのリンクを長押しして、そのまま登録できます。表示不要なところがミソ。
TwitterでもOK。
使っているメインTwitterクライアント「Tweetbot」も対応済み。
ページを表示していても、表示する前でも登録できるのが良いんです。
パケット代が節約できる!
ただ、Facebookやはてなブックマークなんてのアプリからは直接登録できないのが残念なところです。彼らのビジネスにはNGなんでしょうね。そこが惜しい。。。
理由5. HandOffでの連携が便利
リーディングリストに登録したページは、HandOff機能で iPhone/iPad/Mac で共有可能です。
つまり、iPhoneでポチポチ登録して、あとでiPadで寝転がってゆったり見る、なんて使い方が簡単にできます!しかも、未読/既読がちゃんと同期されます。
これはSafariでしかできません!
リーディングリストで効果がある使い方は?
通信パケットを節約できます!
やり方はこうです。
- 通勤など移動中、Twitterなどのアプリで読みたい記事のURLだけをどんどんリーディングリストに登録します。ここでURLを開かないのがポイント。
- 自宅や会社など、無線LAN環境で登録したリーディングリストを消化していきます。間違って無線LANがOFFのまま閲覧しない点が注意です。
こうすることでパケット代を節約できますね。これは格安SIMや格安スマホといったパケットの上限を絞って使っているiPhoneなんかは効果が大きいはずです。
ぜひ積極的に活用しましょう。
最後まで読んでいただいて、誠にありがとうございました。