LCCスクートのビジネスクラス「スクートビズ」の座席は幼児連れでも快適か?

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つい先日、幼児連れで格安航空会社(LCC)「スクート(Scoot)」のビジネスクラス「スクートビズ」に搭乗しました。

思いがけず、LCCビジネスクラス自慢の快適な座席やサービスを堪能することになりましました。

この記事は、スクートのビジネスクラス「スクートビズ」を使ってみたい!子連れでLCCどうなの?と思っている方のために、書いてみました。少しでもお役に立てば幸いです。

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スクートビズに乗ったのはなぜ?

別にお金持ちだからではありません。どっちかといえば、中の下の一般庶民の我が家ですから、今回はかなり贅沢な所業だったんです…

というのも、昨年の今頃は入院していまして、家族/親族に大迷惑をかけてしまいました。その償いと慰安旅行を兼ねて、みんなでタイへ旅行に行くことにしたわけです。

scootbiz01/スクートビズ01

家族旅行とはいえ、匠と妻と幼い息子(1)、それぞれの両親で計6.5人の大所帯。ただし、息子は幼児なので、まだ旅費無料というボーナスステージ真っ只中!

そんな事情で半年前から計画を始めたのですが、家族の予定を合わせているうちに、あれよあれよと時が過ぎてしまいました。気づけばJAL/ANA便はツアー含めて全滅、海外の微妙な航空会社かLCCしか予約が取れなくなってしまいました。

そこで、ふと Scoot のホームページを見てみると、ビジネスクラスこと「スクートビズ」が国内航空会社の往復便より僅かに高いくらいの金額で予約できるように見えました。

ラッキー!どうせならスクートビズで👍

そう喜び勇んで、深夜にホイホイ進めて、予約ボタンをポチッと押しました。すると。。。

scootbiz02/スクートビズ02

ん?

scootbiz03/スクートビズ03

あれ?

往復で70万円超⁉️

実は、匠が見たのは片道の金額で、往復にすると当然2倍。。。やってしまいました😱

しかも、LCC特有の「予約の変更はできません」という予約条件。完全に取り消し不可。

やってしまった…

scootbiz04/スクートビズ04

そんなわけで、やってしまったものは仕方ない。しっかりと堪能して、ブログのネタにすることにしました。

ただで転んでなるものか!🔥

そんなアホな経緯の旅行で使ったのが、今回の「スクートビズ」でした。


ここからは実際に「スクートビズ」を使ってみた感想を率直に書いてみたいと思います。

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スクートビズのチェックイン

眠い目を擦りながら、始発を乗り継いで朝7時に成田空港第2ターミナルに到着したら、こんな状態です。

scootbiz05/スクートビズ05

うわ、スゴい列。。。無いわー。。。

LCCのエコノミークラスを予約されている方々は、凄い長蛇の列で酷く待たされていました。しかも、日本人に限らず、多国籍な感じです。

しかし、スクートビズを予約した場合は違います。

scootbiz06/スクートビズ06

最初のチェックインの列からして、完全に別!

優先搭乗サービスと言うらしいのですが、これがまた非常に手厚くて、一切並ぶことなくチェックインできます。行きも帰りも至る所で優越感😤

ちなみに、引きで撮影してみるとこんな感じ。もう全く天と地の差です。

scootbiz07/スクートビズ07

6.5人のチェックインで、かかった時間は僅か10分足らず

早っ!国内線を窓口で手続きするのと、ほとんど変わらないかも。

むしろ、その後に並んだ WiFiルータのレンタルの列の方がよっぽど時間がかかりました。いやもう、こっちもホントげんなり。

scootbiz08/スクートビズ08

なお、チェックインに関しては、大人だろうが、幼児だろうが、大差はないようです。

ちなみに、手荷物検査と出国審査については特に優遇はありませんでした。

一方、機内搭乗の時には、また優遇措置があります。ただ、最近は幼児連れだと優先搭乗させてもらえるので、あまりプレミア感はないかもしれません。とはいえ、長い列をすっ飛ばして優先搭乗できるのは嬉しー😁

あと、飛行機も降りるときにも同じく優先してもらえるので、そちらは嬉しいです。なぜなら、入国審査の長い順番にいち早く並べるのはちょっとしたメリットだからです。

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スクートビズのフライト

今回の我が家はタイが目的地だったので、直行便で7時間の道のりでした。

幼児連れの我が家には少し厳しい道のりを予想していたのですが、意外と楽勝でした。多少のグズりはあったものの、許容範囲内。

まず乗った飛行機の外観はこちら。

scootbiz09/スクートビズ090-8403-2157

正面からしか撮影できませんでしたが、黄色のコーポレートカラーでクッキリ塗られた航空機でした。正直、外から他社機と見分けがつくか怪しい。。。

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スクートビズの客室環境

当然なんですけど、スクートビズとはいえ、普通の飛行機の客室と変わりません。こんな感じです。

scootbiz10/スクートビズ10

実は、就航直後のメディア記事やいくつかのブログでは「客室が寒くて堪らない」「有料のブランケットセットを買わせるために気温を下げてるのでは」なんて前評判を見て、戦々恐々としていました。

しかし、空調は全然悪くありませんでした。大外れ。JAL や ANA などの航空会社の機内と殆ど変わりません。たぶん。

たしかに、ブランケットを含む、就寝セットは有料なんですが、冬服で行ったので問題なし。コートを毛布がわりにしたら全く大丈夫。

頭上のキャビネットだってこの通り。ごく普通。

scootbiz11/スクートビズ11

もしかしたら、スクートビズのエリアだけは快適にしてくれている可能性も考えられますが、いずれにせよ心配無用という感じでした。

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スクートビズの座席

スクートビズ最大のウリであって、客としても期待するのがビジネスクラス級の座席。

scootbiz12/スクートビズ12

さすがに広いです。LCCを感じさせない革作りで安定感がハンパないです。落ち着きます。

リクライニングもとうぜんしっかりできて、ヘッドレストもドッシリしたもの。むしろ、自前で持っていった首枕なんかは邪魔に思うくらいでした。

ついでに、二点式のシートベルトも非常にシッカリして図太いです。

scootbiz13/スクートビズ13 シートベルトは図太くて安心

足元も広くて、カバンを置いてもまだスペースが全然あります。座席からフットレストがせり出すので、靴を脱いで、スリッパを履けば快適スペースの出来上がり。

これぞ、ビジネスクラス!

scootbiz14/スクートビズ14 座席の足元はかなり広々

座席前のポケットは、一般的なエコノミーのものと比べて、かなり大きく開くタイプ。iPadやペットボトルを入れても全然余裕がありました。我が家は iPad Pro + iPad3(子供用) + ペットボトル2本(水、オレンジジュース)を入れてましたが、全く問題無し。

scootbiz17/スクートビズ17 座席の前ポケットはガバッと大きく開く

ペットボトルだけでも数本入れられる感じでした。ただ、飲食物の持ち込みは完全NGなんですけどね。

次に、アームレストもかなり広い!

2人が肘を同時に置いても、なおスペースが余ります。これで肘の突き合いで不快な思いは一切なし。機内へ入ってすぐの状態では、サービスのミネラルウォーターが置いてあって、こんな感じでした。

scootbiz15/スクートビズ15 アームレストは広々

アームレストには折りたたみのデスクが仕込んであって、こちらは半分でも全開でも使えるようになっています。この形状のデスクは、このタイプの座席にはよくあるものだと思います。

ちょっと斜めってるのはご愛嬌。ここに使い心地の良さを求めても仕方がないでしょう。

scootbiz16/スクートビズ16 折りたたみデスクは少しチープ

この豪華シートの更にもう一つの便利な点として、電源が備え付けられていて無料でした。

こちらのように早速iPhoneとiPadを同時充電してみましたが、問題なし。

scootbiz18/スクートビズ18

いろんな形のコンセントに対応している形式で、日本から持ってきた電化製品も安心!

いや、たぶんスマホやPCくらいしか充電しないでしょうけど。もちろんドライヤーなんてもってのほか。

こんな感じで、シートはビジネスクラスの名に恥じない作りになっていました。

唯一の弱点は、リクライニングはフルフラットではないところですかね。そこまで求める?という気持ちもありますが…

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スクートビズの食事

あまりグルメじゃない身なんで、匠の評価はアテにならないとは思うんですが、少なくとも我が家は全員美味しいと申しておりました。

国際線らしく、当然(?)往路のランチはホカホカで出てきます。

scootbiz19/スクートビズ19

開封した状態が、けっこうメニューの写真負けすることも多々あるんですが、今回はほとんど無し。

scootbiz20/スクートビズ20

カオマンガイは美味い!

もちろん、僅かに肉が少ないんじゃなんて思わなくはなかったんですが、味はスパイシーだったり、酸味があったり、東南アジアの料理っぽい感じ。タイ料理やシンガポール料理が好きな人は好きだと思います。

最初は量が少ないかなと思いましたが、食べ終わってみるとお腹は十分満たされていました。食後はみんなグッスリ寝られるくらいには。

また、復路では、早朝にけっこうボリューミーなメニューが出てきました。

scootbiz21/スクートビズ21

空港到着の2時間前に食事は出さざるを得ないということで、朝6時から出てくるメニューなんですが、ちょっと多かったです。特にチョコレート。往路のカオマンガイの方が良かったかな。。。

ちなみに、予め頼んだ食事以外はメニューから頼みます。レストランみたい。

scootbiz22/スクートビズ22

この内容をじっくり見てみると、さすがは LCC という感じです。例えばビールのページをご覧ください。

scootbiz23/スクートビズ23

この日のシンガポールドル(S$)のレートは82.7円。つまりスーパードライが 8S$ × 82.7円 ≒ 661円。。。ん?

缶ビール1本が661円⁉︎ 高っ!

日本の市場価格のほぼ3倍。。。スキー場や山小屋に来たと思えば、その希少性を考えると妥当かもしれない、、、いやでもちょっと高過ぎるような。。。

そんなわけで、国際線とはいえ、あんまりガバガバ飲むわけにはいけません。CAさんに飲みすぎて怒られるなんてことがなくて良いのかもしれませんが。

ちなみに、コーヒーは4S$(330円)でスタバなんかとほぼ変わりません。

scootbiz24/スクートビズ24

味についても、匠の好みとはちょっと違うけど、悪くないんじゃないかなと思いました。発泡スチロール製の保温性があるカップで持って来てくれるのに好感が持てます。

ちなみに、支払いはその場で現金(おそらくシンガポールドル)またはクレジットカードでサクッとやってくれます。

そんなわけであまり高額でなければ、持ち込みなしでこういうのもアリだなと思いました。いや、コーヒー以外は高いですけどね。。。

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スクートビズのWiFi事情

飛んでます。ビュンビュン。ただし、完全有料。スクートビズだろうがなんだろうが、問答無用に有料。

scootbiz25/スクートビズ25

ご覧の通り、非常に綺麗に飛んでます。しかし、繋いでどこかのページを見ようとしたら「金払ったら外に出してやるぜー!」ってなもんで、ポータル画面が表示されます。

インターネット通信がとんでもなく高い!

20MBの通信容量で USD5.99。今時なんだそりゃ!って感じです。

scootbiz26/スクートビズ26

この日のレートで 651円。明らかにヒドく高額。

最大500MBでさえ、USD65.99(=7172円)。激烈に高い上に、使い放題にはならないんだ。。。。

日本を離れると通信というのはまだ高額と理解すべきなのか、はたまた空の上での希少性がそうさせるのか。いずれにせよ、回線コストは高いんだなと思い知らされたわけです。

しかし、どうせなんで一番下の20MBの通信を試してみました。PayPalで払ってサックリ。

scootbiz27/スクートビズ27

つなぎ始めるまでホントに手軽に始められました。こんなページが表示されて、使用量の状況を逐一確認できます。

scootbiz28/スクートビズ28

ただ、この進捗を見るまでもなく、20MBなんてアッという間に消費してしまいました。Mastodonで少しトゥートして、タイムラインを数分見たらおしまい。

今のインターネットで遊ぶのって、かなりの通信量が必要なんだなと思い知らされました。いつも湯水の如く使ってしまってますが。

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スクートビズの娯楽(ScooTV)

Scootは客室にテレビが一切ありません。その代わり、ScootV というアプリをダウンロードして、飛行機内のWiFi環境でストリーミング放送の動画を視聴できます。

エコノミーだと有料なんですが、スクートビズだと無料でアクセスコードが配布されます。写真では消してますが、5桁くらいの数字。

scootbiz29/スクートビズ29

アプリを起動して、ScooTVを選択します。

scootbiz30/スクートビズ30

そうするとバリエーション豊かな映画の選択画面がでます。この後、選択した映画でアクセスコードを入れて、買わずに映画が見られるわけです。

scootbiz31/スクートビズ31

これでハリウッド映画も字幕で見放題!日本の映画はほんの僅かですが、この辺の好みは良し悪しですね。

ただ、この辺は日本の航空会社と比べると見劣りしてしまうかもしれません。海外の航空会社あるあるみたいですし。

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スクートビズのベビーへの対応

ちょっとした持ち込みもNGということで、かなり心配してました。

しかし、基本的に乳児&幼児に対しては寛容なようです。

離乳食や幼児向けオヤツの持ち込みはOKでした。少々喚いたとしても何もとやかく言いません。添乗員さんは、笑顔で食事のタイミングをズラしてくれたりとか、色々気は使ってくれます。

ミルクのお湯をくれないなどはあるので、乳児だと難しいかもしれません。しかし、飲み物はお金を出せば出てきます。その辺は、特に手加減はないってことなんですけどね。

あと、我が家は1歳半の子供を連れて行ったため、離着陸に必要とされる、親と固定する幼児専用ベルトを渡されました。

幼児専用ベルトが固定できない!まぁダメっ!ホントにっ!

すぐにズルズル伸びてしまいます。これにはストレスを感じました。まだ抱っこ紐の方がしっかり固定できて良いのですが、許されないみたいで。そのお陰で、このベルトのままでは寝られなかった子供が盛大な夜泣きをしまして、周りに迷惑をかけてしまいました。ホントに申し訳ない。。。

スクートビズ:我が子がギャン泣き

もし今後、幼児連れでスクートビズに乗られる方は、フライトが安定したらすぐに抱っこ紐を使われることをオススメします。絶対。

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スクートビズの個人的な感想

想定したよりもスクートビズは快適です。

LCCとはいえ、ビジネスクラスは快適と言って差し支えないです。

往路は昼のフライトでしたから、比較的起きている時間も長かったですのですが、過去乗った国際線のフライトの中では快適と言える乗り心地でした。

一方、復路は出る時間の都合もあって朝食のタイミングなどはイマイチでしたが、それをスクートのせいにすべきかは微妙だと思います。

また、幼児を連れた場合の乗り心地ですが、あまり補助はしてくれませんが、シート自体が良いためにエコノミーよりは遥かにマシです。周りのお客さんもピリピリしてないですし、比較的良かったのではないでしょうか。

オススメは暇潰し機材は持ち込むべき、機内での飲食は諦めて金を払うインターネット通信はしないの3点です。ベビーがいるなら、フライトが落ち着いたら抱っこ紐ということくらいです。

総じて快適でしたから、また乗りたいかと言われれば、ぜひ乗りたいと思うフライトでした。


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ITセキュリティを生業とするエンジニアという名の社畜です。妻と子供一人と共に、毎日を楽しく生きてます。このブログを通じて、ただひたすらに共有欲を発散しています。詳しいプロフィールはこちら