Simplify3DからOctoPi(OctioPrint)へ連携してアップロードする方法とは?

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2020年に入って、下記の3Dプリンタを手に入れてから人生観が変わりました。

Original Prusa i3
¥149,800(2020/11/26 10:54時点)
最も世界中で使われているオープンソース3Dプリンター Prusa i3 を開発したJosef Prusaの “Original Prusa i3 MK3S“ は、数多くの賞を獲得してきた Original Prusa i3 MK3 の最新モデル。再設計された電源ユニットは、日本の電圧にも対応しており、直接ご使用いただけます。

欲しい物を印刷して作り出せる楽しさは、購入する前は想像できませんでした。

「3Dプリンタを買っても、特に印刷したいものはない」なんて言っていた自分を撲殺したいとまで思うくらい、非常に楽しいです。世の中、印刷できるモデルがこんなにあるなんて!

そして、同じように2020年に3Dプリンタを手に入れたYouTuber ドリキンさん。この方の影響で Simplify3Dというソフトウェアを購入しました。

「素材が変わると世界も変わる。」第1020話

非常に便利に使っているのですが、ちょっとだけ不便な点がありました。

それが OctoPrint(OctoPi)へ直接Gcodeファイルをアップロードする機能がないことです。

この記事では、同じようにSimplify3Dに不満を感じている人のために、Simplify3DからOctoPi(OctioPrint)へ連携してアップロードする方法について、ご紹介します。

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Simplify3Dとは?

数あるスライサーソフトウェアのうち、珍しい有償ソフトウェアです。

Simplify3D Software | All-In-One 3D Printing Software
Industry leading 3D printing software from Simplify3D with model setup, slicing, print simulations, customizable supports, and more.

下記のように日本語サポートも充実していますが、\19,800円と少々お高め。

Simplify3D スライサーソフトウェア 日本語対応 最新版
Simplify3Dは米国Simplify3D社が提供する3Dプリンター専用のオールインワンソフトウェアです。  スライサーが違えば、造形精度も変わります 力を入れて作った3Dデータ、より忠実に、よりキレイに造形しませんか? スライサーソフトウェアには3Dデータを3Dプリンターが読めるようにするGcode化機能と3Dプ...

しかし、他のスライサーソフトウェアと比較して下記のメリットがあると言われています。

  • Gcodeファイル品質が良い(精度、速度ほか)
  • サポート材の手動追加
  • 3Dプリンタ操作可能
  • 1回の印刷で異なる設定のパーツを複数印刷が可能
  • デュアル・エクストルーダー対応

フリーソフトウェアのCuraやPrusaSlicerとの比較は、下記の海外記事で紹介されています。

Simplify3D vs Cura: The Differences | All3DP
Among the most popular slicers, Simplify3D and Cura split opinions and hearts in the 3D printing community. Find out which is best for you!
2020 Best 3D Printer Slicer Software (Fall Update) | All3DP
Want to get the best results from your 3D printer? Check out our guide to the best 3D printer slicer software. Even better, most of them are free.

Simplify3D自体は、非常に使いやすく高機能なスライサーソフトウェアです。

そして、Simplify3Dは、3DプリンタとUSBケーブルで接続すれば、直接操作することができます。

しかし、専用PCを用意できる場合じゃなければ、印刷中ずーっと起動しておくのは現実的とは言い難いです。(もちろん中古ラップトップがあるなどの条件があれば別ですが)

そこで、OctoPi(OctoPrint)を活用するわけですが、そうなると今回ご紹介するような連携が欲しくなるわけです。

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Simplify3DをOctoPrintと連携させる手順

手順としては単純で、Gcodeファイルを出力する際にアップロードするという設定になります。

1. cURLをインストールする(Windowsのみ)

今回の方法は、cURLコマンドでGcodeファイルをアップロードする仕組みです。

LinuxやMacではこのcURLは標準でインストールされているため、すぐに利用可能です。

しかし、Windowsは標準では搭載していないため、cURLは下記の記事を参考にインストールされるのが良いでしょう。

Windows 環境における curl コマンド利用のまとめ (平成最終版) - Qiita
curl コマンド は REST API などの動作を確認するのに有用なツールです。ただこのツール、マックだと標準でインストールされているのですが、Windows だと自分で追加インストールしなくてはいけません。しかも日本語の問題もあ...

2. Simplify3dへの実装

1. Simplify3D起動

まずは Simplify3D 自体を起動します。

起動して、印刷したモデルをインポートします。

このあと、「プロセス設定を編集」をクリックします。

2. プロセスタイプ設定(FFF設定)

Simplify3dの「プロセスタイプ設定(FFF設定)」は、プリントやフィラメントの設定を行う画面です。こちら下記の設定を行います。

インフィルやレイヤーなど、必要な設定をします。(通常の利用手順なので省略)

ここからが本題。

「スクリプト」タブを選択し、「ポストプロセス」の「ポスト処理のための追加のターミナルコマンド」の最後の行に下記を追加します。

curl -k -H "X-Api-Key: [OctioPrintのAPIキー]" -F "select=true" -F "print=true" -F "[email protected][output_filepath]" "http://[OctioPrintのIPアドレス]/api/files/local" {STRIP "; postProcessing"}

上記のうち、[OctioPrintのAPIキー]はOctoPrintから取得したAPIキーに置き換え、[OctioPrintのIPアドレス]は octopi.local もしくは OctoPrint自体のIPアドレスに置き換えます。

また、”select=true” と “print=true” の箇所(引数)を変更することで、下記を設定することができます。

selectOctoPrintへアップロード直後に選択するか(true: 選択する、false: 選択しない)
printOctoPrintへアップロード直後に印刷を開始するか(true:開始する、false: 開始しない
OctoPrintアップロード時のオプション

入力したら「OK」ボタンをクリックします。

3. プリント開始の準備

あとは通常通り、Gcodeファイルを出力します。

「プリント開始の準備」をクリックします。

4. Gcodeファイルの保存とアップロード

次に印刷結果をプレビューします。こちらも通常の手順です。

こちらも通常通り、プレビューで印刷内容を確認した後、問題なければ「ツールパスをディスクに保存」をクリックします。これでGcodeファイルを保存する場所を指定することになります。

画像のようにステータスバーで「ツールパスをエクスポート…」と表示されると、設定に問題がなければ自動的に OctoPrint へアップロードされます。

OctoPrintの管理画面を見ると、「ファイル一覧」にアップロードされていることが確認できます。この時のファイル名は、先程Gcodeファイルを出力したときに指定したファイル名となります。

あとは印刷するだけです。

Gcodeファイルの保存、保存したGcodeファイルを指定してアップロード、という2手間が減るだけでかなり楽だと感じます。

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OctoPi連携は便利

本記事は、下記の内容を参照して日本語化した記事となります。

Connect Simplify3D with OctoPrint - protogen.xyz
I recently moved from Cura to Simplify3D and one of the things I really missed was the ability to upload and start a printing job directly from the slicer UI. T...
Upload files from Simplify3D to Octoprint automatically

ご覧の通り、海外では 3Dプリンタ + Simplify3D + OctoP iの活用が盛んです。

しかし、こんな簡単な内容であっても日本語だとひと苦労という状態が現状です。

少しでも日本で3Dプリンタが流行して一般化することで、良質な3Dプリンタが生産され、低価格されることを願ってやみません。

ちなみに、私も参加しているグルドンでは既にこちらの低価格な3Dプリンタが大流行しています。8月中に数十台も売れたみたいですよ。

Comgrow
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♣【アップグレード版】:ender 3と3 Xをベースに配置を大アップグレードしました。ender 3 proは,アルマイトや電源などをより高級化しており,型材は4040,電源もMeanWell社製です。

この記事は Simplify3Dユーザーにしか読まれることはないと思いますが、そんなユーザーがもっともっと増えることを願ってやみません。

最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。

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