スマートホーム化するのは楽しい!
自宅が便利になるのは、この上ない喜びです。間違いありません。(断言)
そんなスマートデバイス大好きな筆者が、2021年に導入したデバイス達を紹介します。
今後の皆様のスマートデバイス選定の、ほんの一助になれば幸いです。
新規に導入したデバイス
スマートスピーカー
今や当たり前になったスマートスピーカーですが、画面付きタイプが一般化しましたね。
我が家でもEcho Spotが第一線で活躍していました。こちらの記事のように、いろんなスキル開発したりして、楽しんだりしたものです。
しかし、24時間ディスプレイが点いてる特性のせいか、早くも画面がチラチラと点滅することが増えてきたので引退させることにしました。
その代わりに、ブラックフライデーセールで半額になっていた Echo Show 5 を購入しました。
Echo Show 5 の良いところはディスプレイがキレイだけど自己主張し過ぎないところです。うまく部屋に溶け込んでくれます。
イマイチなところは、少しマイクの集音が弱い気がするところでしょうか。
とはいえ、スマートスピーカー用途としてはもちろん、スマートホームの司令塔として充分以上な活躍をしてくれます。
こちらで音楽を聴くことはほぼないので、我が家はEcho Show 5が最適なスマートスピーカーとなっています。
ちなみに、監視カメラ的な役割も担えるのが嬉しいポイントでもあったりします。使う機会はおおくはないですけどね。
スマート家電リモコン
スマート家電も刷新しました。購入したのはこちら。
最初に LinkJapan製品で揃えたため、なかなか他社製品へ移行するのが難しくなっていたところ、機材やアプリがアップデートされました。
そんな中、温度湿度の計測に対応しつつ、コンパクトなボディに刷新されたわけです。
これがなかなか良いです。
部屋の温度に応じて、エアコンや暖房器具などを起動する仕組みを作れるのが素晴らしいところ。
エアコンなどの温度管理機能はちょっとイマイチで、やはり離れたところで温度計測できるセンサーと連動する方が良いな、と実感しています。
ただ、難点としては価格が若干高めなこと。そして、スマートデバイスが増えてしまった今、我が家ではほぼエアコン専用になってしまったこと…
と思ったものの、微妙にテレビの赤外線リモコンにも使ってたりします。そういえば。
「アレクサ、Eテレにして」「アレクサ、テレ東にして」とか。
スマート家電の制御アプリ
スマートホームを実現するための制御アプリが使いやすくなりました。
以前からLinkJapanのアプリを使っていましたが、さらに使いやすいアプリに生まれ変わりましたね。
特に使いやすくなったのは以下の3点です。
eRemote5の温度湿度グラフ
こんな感じで手軽に見えるので、部屋の温度や湿度に合わせた制御をする方針が決められます。
(リセット以降のグラフ)
「最近エアコンでは24度設定にしてるけど、実際には20度くらいまで温度が落ちる時間帯が多いから、もう少し高めに温度設定しておこう」といった方針が決めやすくなります。
シーンやタイマーで複雑な操作に対応できる
スマートホームが便利だと感じられる肝(きも)の機能です。
以下の例のように、複数の家電を連動させた操作を実現することができます。
Alexa/Google Home/Siri連携できる
このアプリの重要な役割として、各社のスマートアシスタント機能との連携することが挙げられます。
このアプリ上で設定した内容は、ほぼ各社のスマートアシスタントから呼び出せるためです。
設定は複雑なんですけど、使いこなせるとかなり便利です。
スマートプラグ
スマート家電の中でもっとも汎用性が高いのはこちら。
以前から ePlug を使っていましたが、より小型になった ePlug2 を追加しました。
初代ePlugと比べると、だいぶ小さくなりましたね。
我が家では、今は次のコンセントに使用しています。
- ベビーカメラ(寝室の監視カメラ)
- 3Dプリンタ
- 3Dプリンタ管理装置(OctoPrint/Raspberry Pi 4)
- 3DプリンタのLEDライト
殆ど3Dプリンタやないかい!みたいなところはありますが、これらをシーン機能を使って全部一発で起動できるのは便利です。
ちなみに、以前はコタツの電源に使っていましたが、たしかNGだったはずですが、1000Wまで大丈夫になったのも心強いところ。
暖房機器への利用はオススメできない話も聞いたりしますが、我が家のコタツと実家のコタツでは大丈夫でした。そういえば、3Dプリンタも暖房器具かも…
スマートシーリングライト
こちらはもっと早く導入すべきだったなと感じるデバイスです。というか、完全に家電。
シーリングライトを変えるって勇気の必要な決断なんですが、声での操作とLED化するために入れ換えました。
蛍光灯のシーリングライトと比べて電気代が低いメリットもさることながら、やはり
惜しむらくはHomeLinkとは連携できず、+Styleというアプリで制御します。違うメーカーですし。
ただ、Alexa/Google Assistant連携はできます。
そのため、我が家はAlexaの定型アクションさえ設定できれば、声でシーリングライトを消せるようになったわけです。
これで「Alexa、おやすみ」とEcho Show 5に伝えるだけで、部屋のシーリングライトは消え、エアコンも消え、テレビが付いてたら消えるようになりました。
そう、次はテレビです。
スマートテレビ
こちらは狙ったわけではありませんが、Alexa対応の液晶テレビでした。
こちらで紹介していますが、大きな画面で生活レベルが一段上がって嬉しかったテレビです。
Alexaを通じて声で操作できる機能は不要ですが、Echo Show 5からの操作を受け付けてくれるのは有り難いところ。
「Alexa、ビエラを点けて」「Alexa、ビエラを消して」と言えば、電源のオンオフができるようになりました。
地味な気もしますが、毎日利用する大事な機能です。
使ったら分かるけど、めちゃ便利。
ちなみに、チャンネル変えたりするには eRemote5 赤外線リモコンを覚えさせないと動きませんので、そこは要注意。
スマートカメラ
子供がいる家庭には、いまや必須のデバイスなのがスマートカメラ。
我が家はマンションなので、外を見張ったりする必要は全く無いです。
しかしながら、子供を見張る必要があるのです。けっこうある。
熱を出したときには、暗い部屋で寝かしつけて iPad でモニタリングしながら家事をしたりできます。
この暗視カメラでモニタリングしながら、他のことができる安心感は代えがたいものがあります。
また、子供が幼いうちは寝かしつけた30分後くらいに目を覚まして、布団の上で泣いたりします。
そんな場合もカメラにマイクが内蔵されているので、キチンと泣き声がiPadから聞こえてきますので、すぐに急行することができます。
Raspberry Pi Zeroで自作しようと思ったときもありましたが、よっぽど安いですし、安定した動作が見込めますので、さくっと購入した方が無難ですね。
Wi-Fiワットチェッカー
スマートホーム機材の中で、ちょっと経路が異なるのがワットチェッカー。
つまり、電気の使用量を確認できるガジェットです。
若干お値段が高いのが難点ですが、電力使用量などを計測してデータ化して、Wi-Fi経由で確認できるのは便利です。
家庭の電力の一部を経費として計上したい個人事業主には、必須のガジェットでしょうね。
ちなみに、筆者はNVIDIA RTX 3060を導入した際に、どれだけ消費電力がアップするのかを計測するに使用しました。便利でしたね~。
見送ったデバイス
スマートホーム化したいものの、見送ったデバイスも多々ありました。
見送りデバイス1. スイッチボット
見送った理由: 声で操作したいボタンがない
そもそも我が家の中で、声で操作したいボタンが無いんです。
ボタンが無いわけでは無く、声より手の方が楽なケースが幾つもあるし、声で操作したいものはデバイス自体をスマートデバイス化してしまった。
そんな住宅事情もあり、我が家では見送りとなりました。
見送りデバイス2. スマート電球
見送った理由: 声で操作したい電球がない
これも我が家の事情ですが、声で操作したいような場所に電球が無いんですね。
シーリングライトはあるんですが、左記の通りに付け替えてしまったので。
けっこう使ってる人も多いと聞きますが、住宅事情次第ですよね。
見送りデバイス3.
見送った理由: 子供に頼んだ方がラク
これも我が家の事情ですが、子供に「お手伝い」と称して頼む方がラクですね。
機嫌次第かも知れませんが、融通聞くし。
寝床のカーテンを自動で開けて目を覚ます…なんてことを夢見た時期もありましたが、最近は早寝早起きなので、それも不要になってしまいました。
そんなわけで、我が家では投資対効果が見込めずに見送りました。
見送りデバイス4.
見送った理由: 賃貸マンションに向いてない
いや、両面テープが外れたりとか、電池切れとか、色々トラブルを聞きますが、それらはいずれ解消されるし、工夫で何とかなります。
でも、問題はそこではありません。
一番の問題は、マンションのオートロックはどうにもならないという点です。
結局は鍵を持っていくか、家族を呼び出す必要が出てしまいます。
その手間を考えた場合、投資対効果はイマイチ過ぎるな、と考えて見送りました。
今後ぜひ一軒家を購入して、監視カメラと一緒に取り付けたいところです。
スマートデバイスは楽しい
声で操作できる、なんらか連動できる家電は上手く使えれば楽しいですね!
特に、複数のデバイスを連動して上手く使う方法を編み出せたときは嬉しいものです。
あるいは、タイマー機能がない家電などに、Alexaやスマートプラグを通じてタイマーを設定できたときにはやってやった気分になれます。
とはいえ、声で操作できる機能が上手く使えていない家電やデバイスもあります。
- ヘルシオ(電子レンジ)
- ホットクック
- ルータ(Alexa連携) など
これらは声で操作できる必然性が低い、あるいは日常で操作する機会が低いといったこともあって、上手く使う方法を見い出せずにいます。別に困りはしないんですけどね。
これからも沢山のスマートデバイスを手に入れて、生活を豊かにしていきたいものです。
同じようにスマートデバイスを検討されている方に、少しでも参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただいて、誠にありがとうございました。