Zoom/Teamsで上手くBGMを流す方法とは?

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いまや Zoom/Teams を利用したオンライン会議(オンラインミーティング)は、ビジネスの中心になってしまいました。

そんな中で、ふと「BGMが欲しいな」と思う場面が多々あります。ありますよね?

しかし、実はオンラインでBGMを流すとなると少し工夫が必要です。

その方法について、詳しく調べましたのでご紹介いたします。

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なぜオンラインミーティングでBGMを流す必要があるの?

通常の社内ミーティングや商談では、まちがいなく不要です。むしろ邪魔。

しかし、次のケースではBGMがあると良いでしょう。

オンライン勉強会

オンライン会議のイメージ

社内外で行うオンライン勉強会では、BGMがあると非常に便利です。

というのも、ずーっと会話が続くなら良いのですが、ハンズオンやもくもく会を行う場合、どうしても沈黙が続く場面があり得ます。これは仕方がありません。

しかし、主催者としては不安になります。断線していないことを確認したり、離脱者を減らしたいと感じるものです。

そうすると、ついつい余計なことを喋って繋いだり、参加者へ話をふってみたりと無理矢理さを出しながら気を遣わなければなりません。これは結構大変です。

一方、BGMを流していれば、あまり気にならないものです。

回線が繋がっていることは参加者も確認できますし、無言でも音が鳴れば不安が薄れるモノです。

顔が見えない会の雰囲気作りにもひと役かってくれたりもします。

もし試していないなら、ぜひお試しいただきたいと思います。

Webiner(講演会)

Webiner(オンライン講演会)のいめ0時

Webinerなどでの講演会や独演会の場合、先の勉強会よりもよりBGMの重要性は増します。

というのも、スピーカーが一人になるので、勉強会以上に沈黙の不安は強いです。

そのため、BGMが流れることによる不安の軽減は、かなり効果があります。これは実体験から間違いないです。

ちなみに、BGMの流し方によっては、変なノイズの入り込みを防いでくれる効果があったりします。

オンライン飲み会

オンライン飲み会も雰囲気が大事

盛り上がるオンライン飲み会ではBGMは不要かも知れませんが、会沈黙がつづいたりする場合などには、やはりBGMがあると良いです。

また、BGMによって雰囲気作りをするのも良いかも知れませんね。男女の会とかは尚更かも。

なお、こちらもノイズ防止にBGMは役立ちますし、BGM変わりになんらかの動画を一緒に見たりする場合にも、音声を共有していくのは便利ですね。

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Zoom/Teamsで上手くBGMを流す方法

それでは、実際にBGMをZoomやTeamsなどのオンライン会議で利用する方法を紹介します。

方法1. マイクに拾わせる

もっとも簡単なのは、マイクに音声を拾わせる方法です。

こちらは音声が流せさえすれば、音源はパソコンだろうが、スマホだろうが、タブレットだろうが構いません。テレビやラジオだって良いのです。

マイクでスマートフォンのBGMを拾うのは簡単です。

マイクとの距離や音量を考慮する必要はありますが、間違いなく実現できる方法となります。

この方法のメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット* とにかく手軽で簡単
* 音源の選択が豊富
* 無料
デメリット* 音質は悪い
* 自分のマイクが必ずONの必要あり
* 音源以外の生活ノイズを拾ってしまう
* 会議参加者以外にもBGMが聞こえる

手軽さなど良い面もありますが、できる限り避けたい方法と考えます。

方法2. デスクトップ共有

ZoomやTeams、WebExなどには、デスクトップで流す音声を参加者に共有する機能が備わっています。

画面共有中にコンピューターサウンドを共有する
Zoomの画面共有を使用すると、デスクトップ、ウィンドウ、アプリケーション、オーディオ/ビデオを共有することができます。Zoomではまた、ビデオまたはオーディオクリップの共有時に、遠隔参加者にコンピューターオーディオを送信することもできます。  画面共有中にYouTubeやPandoraなどのコンピューターオーディオを...
Teams の会議またはライブイベントでコンピューターからサウンドを共有する
会議でプレゼンテーションの一部としてビデオクリップまたはオーディオクリップを再生している場合は、コンピューターからサウンドを含める必要があります。 その方法は次のとおりです。
https://help.webex.com/ja-jp/WBX25748/What-are-the-Recommended-Best-Practices-to-Share-Video-and-Audio-Files-in-Cisco-Webex-Meetings

こちらはデスクトップの音声だけでなく、特定のアプリの音声だけを共有する機能が備わっていて便利です。

例えば、Zoom なら下記のチェックボックスを有効にしてから、画面共有するだけですからね。

Zoomでの音声共有は「コンピューターの音声を共有」を有効にするだけ

この方法のメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット* 手軽で簡単
* 音質は悪くない
* マイクのON/OFFに依存しない
* 生活ノイズを拾わない
* 会議参加者にだけBGMが聞こえる
* 無料
デメリット* 音量/音質の調整が調整しにくい(アプリケーション次第)
* 共有する資料/動画とは異なる音声を共有できない
* デスクトップの音声(効果音など)も共有してしまう

こちらは元々備わってる機能だけあって、やはり手軽で良い面も多いです。上記の有効化の手順と比較表だけ見ると良さげに見えます。

しかし、細かい調整がしにくい上、BGMという特性を考えると意外に使いにくいなと感じるのが実態です。

特に、音量調整がしにくかったり、デスクトップのアラート音が入り込むのは重要な問題で、喋りを阻害しかねません。

そのため、この機能をBGM用途して利用するのは難しいと言わざるをえません。

方法3. ソフトウェアミキサー

実はソフトウェアを使って、BGMを制御することができます。と言っても、普通にやると先のデスクトップ共有と同じになってしまいます。

そこでミキサー機能を有するソフトウェアを利用します。

具体的には、VoiceMeter Banana を利用します。

VB-Audio VoiceMeeter Banana
VoiceMeeter Banana, the Advanced Virtual Audio Mixer by V.Burel

注意点としては、一番機能の少ない VoiceMeter を選んではいけません。機能不足です。

上位版である VoiceMeter Banana を選択する必要があります。起動した画面はコチラ。

下位版のVoiceMeeterだと、少し操作画面が小さいと思いますのでご注意ください。また、上位版VoiceMeeter Potate でも同じことは実現できますが、より操作画面が複雑になるのでご注意ください。

VoiceMeeter Banana の基本的な使い方は、他サイトの下記の記事をご覧いただく良いと思います。

Windowsユーザにオススメの万能仮想ミキサー「VoiceMeeter Banana」が凄い【藤本健のDigital Audio Laboratory】
先月、声優の小岩井ことりさんと一緒にオンライン会議アプリの音質比較実験を行なった(前編、後編)が、その際に彼女から教えてもらったのがVB-Audio Softwareの「VoiceMeeter Banana」というツールだった。
無料仮想ステミキ(Voicemeeter Banana)の使い方
Voicemeeter Bananaの使い方を説明します

ただ、見るより触らないと分かりにくいのがこの手のソフトウェアの特徴です。ぜひとも使って試してみてください。

ここからが本題になります。

こちらのVoiceMeeter Bananaを使って下記のように設定します。

VoiceMeeter Banana を使って音声とBGMをミックスする方法

具体的には、下記の手順で設定にします。

設定箇所設定内容
HARDWARE INPUT 1入力元:(利用デバイス)
出力先:B2
VIRTUAL INPUTS – Voicemeeter VAIO出力先:B2
VoiceMeeter Hardware Input 1 の設定
HARDWARE INPUT1 設定
VoiceMeeter Virtual Input の設定
VIRTUAL INPUTS 設定

出力先の B2 は Voicemeeter Aux Output ですから、そちらに集約する設定をしたことになります。

また、デスクトップ上のアプリケーションが VoiceMeeter VAIO に入力されるように、タスクバーのスピーカーアイコンをクリックして、出力先を選択しておきます。

若干 VoiceMeeter上の表示とは違いますが、VoiceMeeter Input (VB-Audio VoiceMeeter VAIO)を選択します。

これで VoiceMeeter Aux Output (VB-Audio VoiceMeeter AUX VAIO) から音声がミックスされた状態で出力されるようになりました。この状態で Zoom や Teams などでマイクとして選択して完了です。

なお、Zoom や Teams の自動調整機能は無効化しておいた方が良いですね。Zoomならこちらのようになります。

Zoomの「自動で音量を調整」を無効化して、調整は VoiceMeeter に任せる

あとは、Zoom や Teams でマイク入力を有効な状態を維持すればOKです。

この方法のメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット* 音質が良い
* 音質や音量を調整できる
* 生活ノイズを拾わない
* 会議参加者にだけBGMが聞こえる
* 無料
デメリット* 設定操作が複雑
* PCリソースへの負荷が高い
* 自分のマイク入力が必ずONの必要あり(注)
* 自分のマイクが音声を占有してしまう可能性がある
* デスクトップのノイズを拾う

(注)で記載しましたが、マイクのON/OFFは Voicemeeter Banana のMUTEボタンで制御する必要があります。これが面倒くさいというは副作用としてあります。

また、複数人が話す会議では、自分の音声が常に入力されていると他の人の喋りを邪魔してしまう動作をする可能性があります。そちらは利用するソフトウェアによって、挙動が異なるため、色々試してみた方が良いでしょう。

デメリットも多いのですが、手軽に音質調整できるのが最大の利点です。

イコライザーやミキサーの使い方が分かる人には、かなり魅力的な選択肢となります。

高音域や低音域をカットしたり、Gateを少しかけてノイズを減らしたり、FXをかけたり…とすれば、より音声や音楽を聴きやすくなるのは間違いありません。他のソフトウェアと組み合わせれば、リアルタイムでのボイスチェンジャーもかけられたりしますね。

ただ、設定が複雑なので、音質に拘りが無い人には無用な方法かも知れませんね。

ちなみに、OBS Stud他のソフトウェソフトウェアでもやれなくはありませんが、もっと設定が複雑になったり、負荷が高かったりするため、あまりオススメはしません。

方法4. ハードウェアミキサー

こういう音声や音楽を混ぜるのは、やはりハードウェアでも実現できます。

基本的には、方法3と同じでマイク入力にBGMをミックスする形になります。

構成はハードウェアに依存するため詳細は割愛しますが、マイク入力としてハードウェアミキサーのデバイスを選ぶだけですね。あとはミキサー側でマイクと音楽プレーヤーをミキシングするだけです。

この方法のメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット* 音質が良い
* 音質や音量を調整できる
* 生活ノイズデスクトップのノイズを拾わない
* 会議参加者にだけBGMが聞こえる
* 共有する資料/動画とは異なる音声を共有できる
デメリット* 必ず有償
* ハードウェアが必要
* 設定操作が少し複雑
* 自分のマイク入力が必ずONの必要あり(前述)
* 自分のマイクが音声を占有してしまう可能性がある

お金がかかる点に目をつぶれば、ほとんどデメリットがありません。

設定もソフトウェアで行うよりもシンプルですし、マイクを有効にしておく必要がある点は変わりません。

なお、ハードウェアとしては千差万別、ホントにピンキリです。

人気がある機種は下記の安価なものでしょうか。

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¥24,370(2020/10/27 07:26時点)
Steinberg社のCubasis(iPad第3世代以降対応)などiOS対応音楽制作アプリケーションと組み合わせて、高音質なレコーディングをいつでもどこでも実現できます。

注意点は、オーディオインターフェースとミキサーは異なるというところです。

オーディオインターフェースで複数入力端子があったとしても、必ずしもミキシングできるわけではない点はご注意ください。もちろん可能なものもあるようですが。

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パターン別で選ぶ Zoom/Teams でBGMを流す方法

ここまでご紹介してきた方法は、どちらも長所と短所がそれぞれありますよね。

最後に、各方法を利用者のパターンに分類してオススメすると下記の通りです。

パターン選ぶべきBGMを流す方法
音質が気にならない人
絶対無料でBGMを流したい人
とにかく手軽にやりたい人
方法1. マイクに拾わせる
元の音量が小さい素材を扱える人方法2. デスクトップ共有
PCリソースに余裕がある人
音質を調整したい人
パソコン操作に詳しい人
方法3. ソフトウェアミキサー
お金に余裕がある人
音楽/DTMが趣味の人
パソコン操作に詳しい人
方法4. ハードウェアミキサー

ちなみに、匠が一番おすすめするのは方法3. ソフトウェアミキサーです。

慣れるまで難しいですし、PCリソースが必要ではあるのですが、最も安く、最も応用が効く方法と言えます。そのため、ある程度慣れてくると、公私ともども便利に使えています。

どの方法もぜひ一度は試しみて、自分に合った方法でBGMを流してみてくださいね。ちなみに、BGMとしてよく利用するのはYouTubeの下記のチャンネルですので。

YouTube
YouTube でお気に入りの動画や音楽を楽しみ、オリジナルのコンテンツをアップロードして友だちや家族、世界中の人たちと共有しましょう。

最後まで読んでいただいて、誠にありがとうございました。

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